通信料

楽天モバイル圏外になる?電波はどうなの?実際に使ってみたおすすめポイントや注意点

2021年8月23日

3大キャリアに楽天モバイルが新規参入し、3大キャリアでも低価格での料金が提供されるようになりました。

新規参入をした楽天モバイルは実際の使い心地や通信環境、料金設定はどうなのでしょうか。
実際に使ってみた感想とおすすめポイントや注意すべき点などをご紹介します。

楽天モバイルに切り替えたわけ

                                     ※引用元:楽天モバイル

乗り換え族の我が家はau→ソフトバンク→ワイモバイルと2年単位で乗り換えをしており、当時ワイモバイルを利用していたのですが、主人と義両親はそのままワイモバイルに残り、私だけ楽天モバイルへ切り替えました。

ワイモバイルでも満足していたのですが、楽天モバイルの基本料金1年間無料キャンペーンに惹かれ、乗り換えることにしました。

2020年4月からスタートしていたキャンペーンで「Rakuten UN-LIMIT プラン料金1年無料キャンペーン」300万名に到達したらキャンペーンを終了するという内容でした。※2021年4月7日でキャンペーンは終了しています。

1年間無料で使えるなんてお得じゃない!
でも使えるエリアはどうなってるのかな。

格安SIMキャリアのように大手3キャリアの電波を借りて利用するわけではなく、携帯キャリア事業に新規参入し自社で設備投資をして、自社のエリアを拡大している状況なので使えるエリアや実際の使用状況に不安がありました。

主人や義父は仕事で使用していて色々な場所に行くので、繋がらないと仕事に影響が出るので、私が先に楽天モバイルに切り替えてから検討することになりました。

楽天モバイルのエリア

楽天モバイルのエリアは実際のところどうなんでしょうか?

楽天モバイルは、楽天基地局からの電波とパートナー回線のauの電波を利用することになっています。楽天基地局の設置が進み、楽天基地局エリアとなりますが、楽天基地局の電波を受信しにくいエリアや、まだ楽天基地局の設置が間に合っていないエリアは、パートナー回線のauの電波を利用することになります。

2026年3月31日までに楽天モバイルのエリアを拡大し、人口カバー率70%を上回った時点でそのエリアのパートナー回線を終了し、楽天回線だけの電波を使用することになります。

エリアマップ上で確認すると、楽天回線エリアは各県の主要都市付近ばかりで全体的にはパートナー回線(au)のエリアと半々という印象でした。

私が住んでいる場所や普段よく行く場所などを確認すると、楽天回線エリアになっていましたが、実際に使用してみないとわからないだろうなとは思っていました。

楽天回線とパートナー回線のどっちにつながっているか?

楽天回線を利用しているかパートナー回線に繋がっているかどうかはAndroidを使用している場合は、「my 楽天モバイル」で確認することができます。
iPhoneは現時点では確認することができません。 「my 楽天モバイル」 高速データの消費の有無でパートナー回線に繋がっていたかを確認するしかありません。
2021年9月頃には「my 楽天モバイル」で確認することができるように対応中なようです。
※2021年9月現在、「my楽天モバイル」で確認することが可能となっています。

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楽天モバイルを実際に使ってみた感想


さっそく楽天モバイルに切り替えるべく、WEBで申し込みをして2日程度でSIMカードが送られてきました。端末は今使っている端末をそのまま使うつもりだったのでSIMの差し替えと設定するだけでした。

電波はどうだった?

2021年2月に切り替えたのですが、切り替え当初は正直電波は良くなかったです。

自宅でも電波は圏外~2本立つかどうか。家ではWi-Fiがあるし通話はあまり使わなかったので問題はなかったのですが、自宅外でも圏外の場所はいくつかありました。

一時的に繋がらない等であれば支障はないのですが、買い物先ででスマホ決済やポイントカードを表示させることができず困ったことがありました。逆に電波が良かった場所もいくつかありました。

通話品質は、電話中に相手の声が聞こえなくなったり途切れ途切れで通話ができない状況も何度かありました。再びかけ直してもなかなか繋がりませんでした。

電波が悪すぎたので楽天にエリア改善要望を提出

楽天モバイルに切り替えて数日様子を見ていたのですが、変化がなく自宅でも自宅の外でも電波が悪かったのでエリア改善の要望をメールで提出しました。
すると、その日のうちにすぐに返信が来ました。
「緊急ネットワーク窓口」という部署の方から返信があり、詳しい詳細を教えてほしいとメールでした。詳しい事象をメールで報告し、さらに数日後、緊急ネットワーク窓口から回答がありました。

回答内容は「調査結果として、KDDI様のネットワークから自社ネットワークへの切替準備段階の為、電波不具合が発生している可能性があります。ご希望があれば、ドコモ回線で利用できる(MVNO)のスマートフォンとSIMカードを、楽天回線の拡大・改善までの代替え機としてお送りさせていただきたく存じます。」という内容でした。

家ではWi-Fiもあるのでわざわざ代替え機を借りる必要はないかと思い、しばらく様子をみることにしました。切替が完了すれば電波が改善するだろうし、早期改善をお願いしておきました。

楽天モバイルに電波改善依頼をしてから数ヶ月後に、急に電波が良くなりました。
おそらく切替が終了し、不具合が改善されたようです。
自宅でも表示電波が2~4本立つようになり、通話も安定してできるようになりました。
今は買い物先でも電波が入るようになって支障なく利用できています。

楽天モバイルに切り替えた時の費用

ワイモバイルから楽天モバイルに切り替えた時に発生した費用は、ワイモバイルのMNP転出手数料3,300円が発生しただけでした。年契約の縛りも契約解除料金も発生しませんでした。

2021年4月1日から各社MNP転出手数料が無料になりました。私が切り替えた時は2021年2月だったので、あともう少し待ってから楽天モバイルに切り替えたら良かったなぁ、と少し後悔です。

楽天モバイルの契約が300万名に到達したらキャンペーンが終了するということだったので間に合うように契約したけど、もう少し早くMNP転出手数料を無料にして欲しかったな。

楽天モバイルは新規事務手数料は無料なので、楽天モバイル側で発生する手数料はありませんでした。

契約の縛りもなく契約解除料金も発生しないので電波が悪く使い物にならないようであれば、また別のキャリアに乗り換えるのもありだと思います。

楽天モバイルの料金プランはお得?

              引用元:楽天モバイルhttps://network.mobile.rakuten.co.jp/fee/un-limit/?l-id=gnavi_fee_un-limit

楽天モバイルの料金プランはお得なのでしょうか?お得だと思います!

私は1年間無料キャンペーンが適用されているので、2022年2月まで無料で使用できるのですが、無料期間終了後もこのまま楽天モバイルを使い続けてもいいかと思っています。

1GBまでなら0円はかなりお安くお得です!1GB以上利用しても段階性になっているのでデータ容量をあまり使わない、もしくはデータ容量を抑えられるならかなりお得に利用できると思います。
※2022年7月1日から新料金プランRakuten UN-LIMIT Ⅶが開始となり1GB 0円が廃止となり、3GB 1,078円が最低料金プランとなりました。

通話に関しても「Rakuten Link」というアプリを利用して通話をすれば、通話料金は発生しません。

「かけ放題」ということになります。「Rakuten Link」アプリからいつものように電話をかけるだけです。固定電話にもスマートフォンにも電話がかけられて、通話料金無料です。

元々プリインストールされていた標準通話アプリを使用してしまうと通話料金22円/30秒が発生してしまうので、つい使用してしまうことのないように配置変更をしたりして工夫しましょう。

iOS版の「Rakuten Link」アプリの仕様変更に伴い、通話の着信があった場合はiOS標準の通話アプリにかかってきます。
かけ直しをする場合は、「Rakuten Link」アプリからかけ直さないと着信料金が発生してしまいますので要注意です。

また 「Rakuten Link」 アプリにはRakutenLinkユーザー以外の着信は履歴には表示されない仕様になっているよう。
かけ直す場合は、手入力で電話番号を入力するかアドレス帳から検索する必要があります。少し手間がかかる仕様となってしまいました。



SMSに関しては、 Android製品の方は「Rakuten Link」アプリ でSMSを送受信する場合も無料です。

iOS製品の方は仕様変更に伴い2021年7月6日から送信料3.3円発生しています

7月5日までは、送信料も無料で「Rakuten Link」アプリ ひとつで完結していたのですが、仕様変更に伴いiOS標準のメッセージアプリでやりとりすることになりました。私はiOS製品を使用しており、月に数回はSMSでやり取りすることがあるので数十円の請求があります。

楽天モバイルのおすすめポイントと注意点は?

おすすめポイント

iOS製品の方のSMSが送受信ともに無料ではないところが若干残念ではありますが、通話料金が追加オプションなしで無料で利用できるという点は他社と比べても料金的にはかなりお時だと思います

他社でも20GB2,980円とありますが、通話に対しては別途有料オプションをつけないといけないので、2,980円よりも値段がアップしてしまいます。

また、データ容量をあまり使わない場合は、0円で抑えられる月があるかもしれませんよね。
※2022年7月1日から新料金プランとなり1GB 0円は廃止となりました。
料金面だけを考えるとかなりお得だし、他社に比べると無料な部分が多いこともおすすめするポイントです。

また、楽天モバイルの利用料金に対しても100円(税抜き)につき1ポイントが貯まる仕組みになっています。

貯めたポイントを楽天モバイルの支払いに充てることも可能なので、楽天ポイントを貯めている方にとってもお得に利用できます。

無料で利用できるオプション

・各種手数料※名義変更や口座振替、請求書発行など別途手数料が発生する場合もあります
・留守番電話※「Rakuten Link」アプリ内での伝言再生は無料
・割り込み通話
・着信転送
・テザリング
・ 「Rakuten Link」アプリ からの通話料無料

注意すべきポイント

楽天モバイルの同一名義での契約には注意が必要です。データ容量1GBまで0円という料金設定は1回線目のみ適用されます。

2回線目以降に関しては1GBまでであっても3GBと同一料金の980円になります。
家族で利用される場合でデータ容量をあまり使用しない場合は、それぞれの名義で契約されることをおすすめします。


使えるエリアに関しては、徐々にではありますが改善されていると思いますが、大手3大キャリアに比べれば、まだまだエリアの拡大と品質の改善は必須だと思います。

電波確認用の貸出機などがあれば、契約前に確認してから乗り換えできれば安心できるのですが、貸出機などはなくHPで公開されているエリアマップ上での確認しかできません。

エリアマップでエリア確認をして利用可能となっていても、契約してみないと実際の電波状況は不明点だと思います。

電波に関して若干の不安はありますが、楽天モバイルに関しては新規手数料や契約解除料金も発生しないので、ダメだった場合はまた他社に乗り換えてもいいと思います。

通話をメインで利用される方や、外出先でインターネットを利用される方は、エリアによっては不安かもしれません。楽天モバイルのエリアや品質には今後期待すべき点ですね。

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