キャッシュレス決済

楽天ペイと楽天Edyの違いは?どちらを使うのがおトクなのか?

2022年9月14日

楽天のキャッシュレスには、「楽天ペイ」と「楽天Edy」があります。

どちらもキャッシュレス決済で、似たようなサービスなのでどっちを使えばいいのか、どう使うのがおトクになるのかわからなくなってしまいますよね。

この記事では、楽天ペイと楽天Edyの違いを解説していきます。

楽天ペイと楽天Edyの大きな違い

楽天ペイと楽天Edyはどちらもキャッシュレス決済ですが、利用方法には大きな違いがあります。

1.楽天ペイはコード決済・楽天Edyは電子マネー

楽天ペイは、楽天ペイアプリを利用した「コード決済」です。

QRコードやバーコードを提示して、店頭レジで読み取りをしてもらい、支払いを行うコード決済です。

楽天ペイアプリをインストールできる端末なら、iPhoneでもAndroidでも利用可能です。

楽天Edyは店頭レジ端末にカードやスマホをタッチして支払いをする「電子マネー」です。

スマホで利用するためには、おサイフケータイに対応している必要がります。iPhoneはおサイフケータイには対応しておらず、対応しているのは一部のAndroid端末のみです。

2.楽天ペイは前後払い・楽天Edyは前払い

楽天ペイで支払いをする場合、事前にチャージする前払いクレジットカードや銀行引き落としで支払いをする後払いの2つの方法があります。

前払いとなるチャージは、楽天クレジットカードや楽天銀行、現金で事前に楽天ペイに入金する方法です。入金した金額の範囲内で利用することができます。

後払いとなるクレジットカードは、クレジットカード支払いと同様に、後日クレジットカード会社から請求がくる後払いです。
銀行口座引き落としは楽天銀行に限りますが、デビット支払い同様に直接楽天銀行から引き落とされる後払いです。

対する楽天Edyは、現金やクレジットカードや楽天ポイントなどで事前にチャージをする前払いのみです。

楽天ペイと楽天Edyのポイント還元率の違い

楽天ペイと楽天Edyのそれぞれ利用した際の還元率に違いがあります。

1.楽天ペイは楽天Edyよりも還元率が高い

楽天ペイを利用する場合、最大で還元率1.5%となる場合があります。

楽天クレジットカードからチャージすると還元率0.5%=200円毎に1ポイント付与、楽天ペイで支払いすると還元率1%=100円毎に1ポイント付与され合計で還元率1.5%となります。

チャージ特典として還元されるのは楽天クレジットカードのみ。

楽天ペイでの支払い特典に関しては、クレジットカード支払い以外は全て還元率1%=100円毎に1ポイントとなります。
楽天クレジットカードでの支払いの場合は、楽天ペイの特典は付与されませんが、クレジットカードの還元として還元率1%=100円で1ポイントが付与されます。

楽天ペイの特典その他特典
楽天カード(クレジットカード)なし1%
クレジットカード特典として100円毎に1P
他社クレジットカードなし各クレジットカード会社によって異なる
楽天キャッシュ(チャージ元:楽天カード)1%
 100円毎に1P付与 
0.5%
チャージ200円毎に1P付与
楽天キャッシュ(チャージ元:楽天銀行)1%
100円毎に1P付与
なし
楽天キャッシュ(チャージ元:ラクマ)1%
100円毎に1P付与
なし
楽天キャッシュ(チャージ元:暗号資産)1%
100円毎に1P付与
なし
楽天銀行からの引き落とし1%
100円毎に1P付与
なし
楽天ポイント1%
100円毎に1P付与
なし


楽天Edyはお支払い額200円につき1ポイント=還元率0.5%です。
楽天クレジットカードからのチャージは.200円につき1ポイント=還元率0.5%となり、最大還元率1%となります。

還元率が高いのは楽天Edyよりも楽天ペイの楽天クレジットカードからチャージして利用する方法です。

例えば500円の支払いをする際、楽天ペイの場合は100円毎に1ポイントなので5ポイント付与されます。一方で楽天Edyの場合は、200円毎に1ポイントなので2ポイント付与。

さらに楽天クレジットカードからチャージしていた場合は、200円毎に1ポイント付与分も計算すると楽天ペイは+2ポイントで合計7ポイント付与。楽天Edyは+2ポイントで合計4ポイント付与ということになります。

比べてみると楽天ペイのほうが還元率が高いことがわかります。

楽天ペイと楽天Edyの期間限定ポイントの違い

楽天ポイントには、通常ポイントと期間限定ポイントがあります。

期間限定ポイントは有効期限が決められておるポイントのことです。

貯まったポイントは楽天ペイや楽天Edyで支払いに利用することができますが、期間限定ポイントは楽天Edyでは利用することができません。

また、楽天ペイでは面倒な手間なく期間限定ポイントから優先して利用できますが、楽天Edyでは通常ポイントを利用するにはチャージ申請をした上で利用することになるので一手間必要になります。

おサイフケータイの楽天Edyは貯めるポイントを選べる

楽天Edyは基本的に楽天ポイントが貯まります。

しかし、おサイフケータイの楽天Edyは貯めるポイントを選ぶことができ、楽天ポイント以外のポイントを貯めることができます。

楽天ペイと楽天Edyの使える場所の違い

楽天ペイや楽天Edyが利用できる店舗は、コンビニやスーパー、ドラッグストアなど様々な場所で利用でき、地域差はありますが利用できる店舗が増えている印象です。

店舗によっては、楽天ペイと楽天Edyの両方が使える店舗もあれば片方しか使えない店舗もあります。

利用できる店舗の数は非公開ですが、楽天ペイや楽天Edyが利用できる店舗をウェブサイトで検索することができます。

引用元:楽天ペイHP

基本的には楽天ペイ!楽天Edyはサブとして利用する

楽天ペイと楽天Edyの違いをご紹介しましたが、どちらを利用するか検討されている場合は、還元率の高い楽天ペイを利用することをおすすめします。

楽天ペイが利用でいない店舗もあるので楽天ペイが利用できない場合は、サブとして楽天Edyを利用するようにしましょう。

還元率は楽天ペイよりも低くはなりますが、貯まらないより貯まるほうが良いですよね。

楽天ペイと楽天Edyをうまく併用するようにしましょう。

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