映画館を利用する際、ペットボトルや持参した水筒を持ち込めたらいいなと思うことありますよね。
しかし、映画館によって、飲食物の持ち込みを禁止しているところが多く、ペットボトルや水筒の持ち込みも禁止されている場合があります。
映画鑑賞中に、手軽に水分補給できるペットボトルや水筒は、売店で購入するよりも値段も安いため、持ち込み可能なら持ち込みたいですよね。
そこで、この記事では、映画館ペットボトル持ち込みの現状、持ち込み可能な劇場と禁止されている理由、持ち込み可能な場合の注意点などを説明します。
また、飲食物の持ち込みをOKしている映画館のリストも掲載しているので、映画館に行く前にぜひチェックしてみてください。
映画館でペットボトルや水筒を持ち込みたい方は、ぜひこの記事を読んで、マナーを守って映画鑑賞を楽しみましょう。
映画館ペットボトルや水筒の持ち込みは禁止?
持ち込みが禁止されている映画館では、ペットボトルのドリンク類や水筒の持ち込みは禁止されています。
しかし、鞄の中に外から見えないように入れてしまえば、実際には持ち込みできてしまいます。
持ち込み禁止なのに、ドリンクホルダーに堂々とペットボトル飲料を置いている方をみかけた方も多いのではないでしょうか。
映画館側も、鞄の見えない部分までチェックしているわけではないので、ペットボトル飲料や水筒を持ち込みすることはできてしまいます。
持ち込みできたとしても、トラブル防止のためにも、映画館のルールを守るほうがいいでしょう。
小さい子供は、売店の飲み物を飲むことができないことも多いので、水筒ぐらいは持ち込みしたいです。
劇場によっ異なりますが、事情を説明することで「子供の水筒なら」と、持ち込みをOKしてくれる場合や、別の対応を提案してくれることがありますよ。
以下の記事で飲食物の持ち込みを禁止している映画館を解説しています。
参考映画館で飲食物持ち込みバレる?バレない?バレたらどうなる?持ち込み禁止の映画館と禁止理由についても解説
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映画館の飲食物の持ち込みが禁止されている理由とは?
多くの映画館で飲食物の持ち込みを禁止しているのには、いくつかの理由があります。
収益確保のため
映画館での収益は、「売店の売り上げ」のみです。
チケットの売り上げや、グッズの売り上げに関しては、映画館側の収益とはならず、売店の収益がとても大事になります。
映画館を存続させるためにも、出来るだけ売店を利用してもらいたいという映画館側の思いもあります。
飲食物の持ち込みが増え、売店を利用されなくなってしまっては、映画館の経営が苦しくなり閉館せざるを得ない状況になってしまうため、飲食物の持ち込みを禁止している映画館が多いんです。
トラブル防止のため
飲食物の持ち込みを許可してしまうと、トラブルになる可能性があるためです。
映画館の売店で販売されている飲食物は、どの映画館でも似たり寄ったりの物が多いですよね。
映画鑑賞中でも、飲食中の音や匂いが気にならない物や、食中毒を引き起こしにくい物が売店にならんでいます。
周りの迷惑にならないための物が選ばれ、販売されているのがわかりますよね。
例えば、隣の席でお煎餅を「バリバリ」と食べている方がいたとしたら?マックのポテトやハンバーガーを食べている方がいたとしたら?
音や匂いが気になって映画どころではなくなってしまうのではないでしょうか。
映画鑑賞中は、周りの方の迷惑にならないようにするのがマナーです。
マナーを守らない方がいると不快に思う方もいるはず、そこから客同士でトラブルに発展してしまうケースもあります。
劇場スタッフも、客同士のトラブルであってもトラブル対応をしなければなりません。
時には、マナーを守らない方へのクレームなども対応しなくてはなりません。
客同士のトラブル防止や劇場スタッフのトラブル対応を減らすために、持ち込みが禁止されています。
持ち込み禁止の映画館に持ち込みできるものはある?
持ち込みNGな映画館で持ち込みできるものはあるのでしょうか。
持ち込みNGな映画館でも、持ち込みOKな物はあるのかご紹介します。
飲食物は基本的にはNG
持ち込みNGな映画館では、飲食物は基本的には持ち込みNGです。
前述したように、売店の収益確保、トラブル防止のためでもありますが、飲食物の持ち込みは周りの方の迷惑になる可能性があるからです。
映画館は静かな空間の中で多くの方と映画鑑賞をするため、音や匂いが目立ってしまいます。
ビニールの「カサカサ」という音や、ペットボトルの炭酸飲料を開けたときの「プシュッ」という音など、普段は気にならないような音でも目立ってしまいます。
また、匂いのきつい食べ物も周りに匂いが充満してしまい、周りの方の迷惑になってしまいます。
では、「音の出ない物や匂いがきつくない食べ物ならいいの?」と思われますが、飲食物の持ち込みがNGとされているなら持ち込みしないほうがいいです。
気づかぬうちに周りの方が劇場スタッフへクレームを入れ、注意や退場させられる可能性もあります。
クッションやブランケットはOK
寒さ対策や腰痛対策のために、クッションやブランケットの持ち込みはOKです。
映画館で2時間近くジッと座っているのは、腰やお尻が痛くなってしまう時もありますよね。
また、空調が効きすぎて、思ったより寒さを感じてしまう場合もありますよね。
映画鑑賞中に身体の不調を感じてしまうと、映画どころではなくなってしまいます。
クッションやブランケットを持ち込みするなら、周りの方に迷惑にならない大きさの物にするようにしましょう。
飲食物持ち込みできる映画館はある?
飲食物の持ち込みが禁止されている映画館が多い中、飲食物の持ち込みがOKな映画館があります。
それは、イオンシネマです。
イオンシネマでは、売店はもちろんありますが、売店以外の飲食物の持ち込みもOKとされています。
売店の食べ物を食べることができない子供や、アレルギーをお持ちの方にとっては、食べられる物を持ち込み映画を楽しめることは、とても嬉しいですよね。
また、売店の商品は少々お高いと感じている方なら、食料品売り場で購入したものを持ち込めると節約にもなりますね。
イオンシネマは、イオンモールなどの中に劇場を構えていることが多く、イオン内でお買い物をしてくれれば他で収益確保ができるため、他社の映画館のように売店の売り上げを重視しているわけではないんです。
しかし、持ち込みOKだとしても何でもかんでもOKなわけではありません。
周りの方の迷惑にならない物を持ち込むようにしましょう。
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まとめ
持ち込みが禁止されている映画館では、ペットボトルや水筒なども持ち込み禁止です。
飲食物の持ち込みが禁止されている理由としては、映画館の収益確保やトラブル防止のために決められているルールです。
バレなきゃ問題ないと思いがちですが、知らないうちに周りの方に迷惑をかけてしまっているかもしれません。
飲食物を持ち込みたい場合は、持ち込みが可能なイオンシネマを利用することをおすすめします。
利用する映画館のルールを守り、周りの方に迷惑をかけないように映画を楽しみましょう。