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国民的アニメ『ちびまる子ちゃん』に登場するお父さん・さくらヒロシは、いつも家でのんびりお酒を飲んでいる印象が強いキャラクターです。
視聴者の間では「さくらヒロシの仕事は何だろう」「どうやって家族を養っているのか」という疑問の声が、インターネット上でも多く見られます。
ちびまる子ちゃんの父・ヒロシの職業の謎や推定年収、家族の年齢、そしてお母さんであるさくらすみれの仕事について、原作者であるさくらももこさんの公式情報をもとに詳しく解説します。
ちびまる子ちゃん父ヒロシの職業は?
『ちびまる子ちゃん』のアニメや漫画の作中では「職業不詳」として描かれている父・さくらヒロシですが、そのモデルとなった現実のさくらヒロシ氏の職業は「八百屋の店主」です。

これはネット上の都市伝説ではなく、原作者・さくらももこさんが執筆した以下の公式書籍にはっきりと明記されています。
- エッセイ集『たいのおかしら』(集英社文庫)
ヒロシが次男でありながら、家業である八百屋を継ぐことになった経緯がユーモアたっぷりに綴られている - 自伝的漫画『ひとりずもう』(小学館)
作中にて、実家の店舗名が「さくら青果店」という名前であったことが作画として描かれている
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【考察】父・ヒロシの職業がアニメで隠された理由は?
実在するさくらヒロシさんは毎日汗を流して働く八百屋さんだったのに、なぜアニメではいつも暇そうにしているのでしょうか。
ここには、さくらももこ先生の「漫画家としての現実的な事情」と「演出上の高度な戦略」の2つが隠されています。
- 野菜を描くのが大変だったため
さくらももこさんはエッセイやインタビューの中で、「八百屋さんを設定にすると、背景に毎回たくさんの野菜を描かなければならなくなり、非常に面倒だから普通の一軒家にした」と語っています。 - 視聴者が共感しやすい普遍的な家庭像にするため
お店を舞台にするよりも、どこにでもある普通の家庭の日常を描く方が、多くの読者や視聴者にとって親しみやすくなると判断されたためです。
作者のさくらももこさんは、自分の子ども時代の日常の楽しい話をアニメ化しており、父の仕事の詳細は必要ないと判断されたためです。
このような背景から、アニメのさくらヒロシには決まった職業が描かれず、いつも家でリラックスしているような演出になったと推測できます。
祖父・友蔵が八百屋の初代店主だった?
ちびまる子ちゃんの父・ヒロシの父親であるおじいちゃんの友蔵が清水市で八百屋さんを立ち上げたため、その八百屋を父・ヒロシが継ぐことになったのです。
父・ヒロシは次男でありながらいろいろな偶然やタイミングが重なり、成り行きで「うっかり」継いでしまったとされています。
ちなみに、アニメ「ちびまる子ちゃん」では、父・ヒロシは3人兄弟の真ん中とされていますが、実際には7人兄弟だったそうです。
ちびまる子ちゃん父・ヒロシの年収は?
「ちびまる子ちゃん」の作中で職業がはっきりと明かされていないため、父・ヒロシの年収がいくらなのか、作品の舞台である昭和40年代(1970年代)の日本の経済状況から、さくら家の収入を推測してみます。
- 当時の八百屋さんの平均的な収入
1970年代当時の個人経営の八百屋さんは地域の人々の生活を支える中心的な存在で当時の金額で約150万〜200万円前後、一般的な自営業者の平均年収を現在の価値に換算すると、約400万円から600万円程度であったと考えられます。 - さくら家の生活水準
さくら家は一戸建ての持ち家に住んでおり、テレビや洗濯機、冷蔵庫などの家電製品がしっかりと揃っており、父・ヒロシは毎晩のようにビールを飲み、趣味の釣りやタバコを楽しんでいることから、生活費に困窮している様子はありません。
これらの要素を総合して考えると、父・ヒロシの年収は、当時の一般的なサラリーマンの平均、あるいはそれ以上の安定した収入を得ていたと推測されます。
1970年代当時、大型スーパーマーケットはまだ全国に普及しておらず、人々は地域の商店街(個人商店)で毎日買い物をしていました。
つまり、当時の「町の八百屋さん」は非常に需要が高く、立地が良ければ現在の想像以上に儲かる商売だったのです。
さくら家は決して大富豪ではありませんが、不自由なく暮らせるだけの経済的な基盤を、父・ヒロシがしっかりと築いていたことが分かります。
ちびまる子ちゃんお母さん・すみれの仕事は?
ちびまる子ちゃんに登場するお母さんのさくらすみれの仕事については、専業主婦です。
作者のさくらももこさんのエッセイ本などによると、現実の母・すみれは、実家の八百屋さんの店頭に立ち、父・ヒロシと一緒に接客やお店の手伝いをして働いていました。
ちびまる子ちゃんの作品の時代設定が1970年代で、当時の一般的な家庭像が反映され、母・すみれは専業主婦という設定で描かれています。
三世代同居の6人家族の食事や洗濯を毎日一人で担当し、朝から晩まで家族全員のために家事をこなしています。
ちびまる子ちゃんのアニメの中では完全な専業主婦として描かれていますが、現実の母・すみれは、家事だけでなく家業もしっかりと支える働き者のお母さんでした。
ちびまる子ちゃん父・ヒロシと家族の年齢は?
『ちびまる子ちゃん』に登場する家族の年齢設定は、昭和の時代の標準的な家族構成を反映しています。

父・ヒロシをはじめとする、さくら家全員の年齢一覧は以下の通りです。
父・ヒロシは1934年(昭和9年)6月20日生まれのA型で、母・すみれと同じ40歳という同い年の夫婦設定になっています。
まとめ
国民的アニメ『ちびまる子ちゃん』の、お父さんであるさくらヒロシの職業や年収、お母さんであるさくらすみれの仕事、そして家族の年齢についてまとめました。
いつも家でのんびりしているように見える父・ヒロシですが、現実の歴史を紐解くと、家族のために一生懸命にお店を切り盛りしていた素晴らしいお父さんであったことが分かります。


