※本ページはプロモーションが含まれています。
中居正広さんがフジテレビ第三者委員会の調査報告書の「性暴力」認定に対し強く反論し、証拠開示や調査の透明性を求めたことで、第三者委員会の中立性や公正性に疑問の声が噴出しています。
この記事では、フジテレビ第三者委員会の委員長や弁護士一覧、そして中居正広さんの反論をきっかけに高まる公正性への疑問について、わかりやすく解説します。

フジテレビ第三者委員会の委員長は誰?
フジテレビの元女性アナウンサーが中居正広さんとトラブルになった件で、フジテレビの組織的な問題やガバナンスの検証のために第三者委員会が設置されました。
フジテレビの第三者委員会の委員長は、弁護士の竹内朗(たけうちあきら)さんです。

委員長の人選にあたっては、日本弁護士連合会の「企業等不祥事における第三者委員会ガイドライン」に準拠することが重視されました。
このガイドラインに則り、過去にフジテレビやその関係会社と利害関係がない、独立性と中立性を持つ弁護士が候補とされ竹内朗さんが選ばれました。
続きを見る参考中居正広の新弁護士は長沢美智子!犬塚弁護士が外れた理由は?5人の弁護団メンバーと経歴
竹内弁護士の経歴や実績は?
竹内朗さんは1967年生まれで、海城高等学校から早稲田大学法学部を卒業しています。1994年から最高裁判所司法研修所に入所し、1996年に弁護士登録。
その後、国内の法律事務所で実務経験を積み、2001年から2006年には日興コーディアル証券株式会社(現SMBC日興証券株式会社)で企業法務やコンプライアンス、リスク管理を担当しました。
その後、国広総合法律事務所のパートナーも務め、現在はプロアクト法律事務所に所属しています。
竹内朗さんは、NHK職員の株式インサイダー取引事件や東京女子医大理事長による背任事件、「餃子の王将」運営会社の反社会的勢力との関係疑惑、日立化成の特別調査委員会委員長など、数多くの第三者委員会で重要な役割を果たしてきました。
これらの経験を活かし、フジテレビ第三者委員会でも高い透明性と専門性をもって調査を主導しています。
フジテレビ第三者委員会の弁護士一覧
フジテレビ第三者委員会の弁護士一覧は、公式調査報告書に明記されています。
区分 | 氏名(敬称略) | 所属・役職等 |
---|---|---|
委員長 | 竹内 朗 | 弁護士・公認不正検査士(プロアクト法律事務所) |
委員 | 五味 祐子 | 弁護士(国広総合法律事務所) |
委員 | 山口 利昭 | 弁護士・公認不正検査士(山口利昭法律事務所) |
(設置当初委員) | 寺田 昌弘 | 弁護士(2025年3月3日辞任) |
主任調査担当弁護士 | 渡邉 宙志 | プロアクト法律事務所 |
主任調査担当弁護士 | 山口 亮子 | 三浦法律事務所 |
主任調査担当弁護士 | 池永 朝昭 | プロアクト法律事務所 |
主任調査担当弁護士 | 高橋 大祐 | 真和総合法律事務所 |
主任調査担当弁護士 | 小林 美奈 | 弁護士法人ANSWERZ |
調査担当弁護士 | 徳山 佳祐 | プロアクト法律事務所 |
調査担当弁護士 | 田中 伸英 | プロアクト法律事務所 |
調査担当弁護士 | 岩渕 恵理 | プロアクト法律事務所 |
調査担当弁護士 | 田畑 瑠巳 | プロアクト法律事務所 |
調査担当弁護士 | 神田 詠守 | プロアクト法律事務所 |
調査担当弁護士 | 中島 永祥 | プロアクト法律事務所 |
調査担当弁護士 | 牧野 輝暁 | 国広総合法律事務所 |
調査担当弁護士 | 上村 彩 | 国広総合法律事務所 |
第三者委員会の調査報告の作成には、報道対策チームやフジテレビ・フジ・メディア・ホールディングスの役員も調査・報告書作成に関与していますが、上記は第三者委員会の調査・検証業務に直接従事した弁護士メンバーです。
委員長・委員・弁護士の役割の違いは?
フジテレビ第三者委員会の委員長・委員・弁護士には明確な役割分担があります。
それぞれの役割については、以下の通りです。
- 委員長は、第三者委員会全体のリーダーとして、調査の進行管理・議事運営・最終的な報告書のとりまとめを担います。委員会の代表者として、調査方針の決定や対外的な説明責任も負います。
- 委員は、委員長とともに調査全体の意思決定に関与し、各自の専門分野や経験を活かして事実認定や原因分析、再発防止策の提言などに携わります。委員は複数名で構成され、調査の客観性や多角的な視点を担保します。
- 主任調査担当弁護士は、調査チームの中心的な役割を担い、調査全体の計画立案や進行管理、調査方針の決定、報告書の作成など、リーダーとしての責任を持ちます。調査の質や進捗、最終的な結論に大きく関わる立場です。
- 調査担当弁護士は、主任調査担当弁護士の指示のもと、実際のヒアリングや資料収集、事実確認など現場の調査業務を分担して進めます。調査チームの一員として、特定の分野や担当部分の調査を受け持つ役割です。
委員長・委員ともに、企業等から独立した立場で「徹底した調査」「原因分析」「再発防止策の提言」などを行い、企業の信頼回復に寄与することが使命で、主任調査担当弁護士は調査チームのリーダーやまとめ役、調査担当弁護士は実務を担うメンバーという位置づけになります。
このような役割分担によって、フジテレビ第三者委員会の調査は中立性と客観性を保ちつつ、多角的な視点で進められています。
-
参考時系列|中居正広は何をした?渡邊渚のトラブル内容まとめ!相手は確定か?守秘義務解除は認めない!
続きを見る
中居正広反論で第三者委員会の公正性に疑問の声
中居正広さんがフジテレビ第三者委員会の調査報告書に対し強く反論したことで、第三者委員会の公正性に疑問の声が高まっています。
中居正広さんの代理人弁護士は、「一般的に想起される暴力的または強制的な性的行為の実態は確認されなかった」と明言し、調査報告書の認定が中立性・公正性に欠けると強く抗議しています。
さらに、中居正広さん側は「性暴力」認定の根拠となった証拠やヒアリング内容、調査過程の詳細な開示を第三者委員会に求めました。
特に、約6時間にわたる中居正広さんへのヒアリング内容が報告書にほとんど反映されていない点や、一方的な伝聞証拠に基づく事実認定がなされた点を問題視しています。
このような状況を受けて、世間や専門家からは「フジテレビ第三者委員会の調査は本当に中立・公正だったのか」「個人の名誉や社会的地位を損なうような認定が妥当だったのか」といった声が多く上がっています。
フジテレビ第三者委員会の調査体制や判断基準に対する注目が一層高まっています。
-
参考中居正広「交際のもつれで同意の上」と反論?強制的な行為はなかったとする理由は?“態度”を性暴力認定の根拠とした?
続きを見る
続きを見る参考中居正広の反論内容7選まとめ!なぜ今?第三者委員会は責任転嫁した?
まとめ
フジテレビ第三者委員会の委員長は竹内朗さんであり、豊富な企業法務や不正調査の経験を持つ弁護士です。
フジテレビ第三者委員会の弁護士一覧には、委員長・委員・主任調査担当弁護士・調査担当弁護士が明確な役割分担で名を連ねています。
中居正広さんの反論をきっかけに、第三者委員会の公正性や証拠開示の在り方に社会的な注目が集まっています。
今後もフジテレビ第三者委員会の対応や調査の透明性が問われる展開が続くと考えられます。