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『ハリー・ポッターと謎のプリンス』に登場する“R.A.B.”の正体を覚えていますか?
ハリー・ポッターの物語の中で、ヴォルデモートの分霊箱(ロケット)がすり替えられていたという衝撃の展開がありました。
「R.A.B.」とは一体誰なのか、そして本物の分霊箱(ロケット)はどこへ行ったのか――。
分霊箱(ロケット)を偽物と入れ替えた理由には、ヴォルデモートへの強い決意と悲しい真実が隠されています。
この記事では、R.A.B.の正体から分霊箱(ロケット)の行方、すり替えの背景までをわかりやすく解説します。
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ハリーポッターのRABとは誰?
ハリーポッターの物語に登場する「RAB」とは「レギュラス・アークタルス・ブラック」という魔法使いの名前の略称です。

レギュラス・ブラックはシリウス・ブラックの弟であり、ブラック家という純血主義の魔法族の一員でした。
レギュラス・ブラックはもともとヴォルデモートの死喰い人(デスイーター)でしたが、ヴォルデモートの残酷な本性に気づき、ヴォルデモートを裏切りました。
レギュラス・ブラックはヴォルデモートが作った分霊箱の一つ、スリザリンのロケットペンダントの本物を盗み出し、偽物とすり替えて秘密裏にヴォルデモートの不死の計画に抵抗しました。
「RAB」という署名はレギュラス・ブラックのイニシャルであり、ハリーたちに分霊箱の手がかりを伝える重要な意味を持っています。
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レギュラス・ブラックの死因は?
レギュラス・ブラックの死因は、ヴォルデモートの分霊箱が隠された洞窟での行動に起因します。
レギュラス・ブラックは本物の分霊箱を盗み出すため、ヴォルデモートの分霊箱が隠された洞窟に入り、分霊箱を守るための強力な魔法薬を飲み干しました。
この魔法薬は飲んだ者に強い渇きと過去の記憶の苦しみを与えます。
薬による苦痛に耐えた後、レギュラスは分霊箱のロケットペンダントを奪い、身代わりとして自身の家宝であるロケットとすり替えて、クリーチャーに持ち帰らせて分霊箱の破壊を命じます。
しかし、毒薬の影響で激しい渇きを覚え、洞窟内の湖の水を求めて近づいた際、湖に潜んでいた亡者(死体のような呪われた魔法生物)に引きずり込まれ溺死してしまいました。
18歳だったレギュラスの死は、自らの命を賭け、ヴォルデモートへの最後の抵抗ともいえる行動でした。
シリウス・ブラックは弟・レギュラス・ブラックの本当の死因は知りません。
シリウスは弟のレギュラスを「ヴォルデモートから逃げ出し、殺された愚かな弟」と見なしており、家族や世間にも本当の死因は伏せられていました。
ハリーポッター|ロケットを偽物とすり替えた理由は?
レギュラス・ブラックが分霊箱であるスリザリンのロケットを偽物とすり替えたのは、ヴォルデモートの不死の計画を阻止するためです。
レギュラス・ブラックはもともとヴォルデモートの死喰い人でしたが、ブラック家の屋敷しもべ・クリーチャーに対するあまりにも残酷な仕打ちや、ヴォルデモートが不死で残虐な存在になろうとしている真相を知ってから心変わりします。
そのため、レギュラス・ブラックはクリーチャーに協力させて命がけで分霊箱回収作戦を実行し、「R.A.B.」の署名でメッセージを残しました。
この偽物へのすり替えは非常に勇敢な行動であり、結果的にヴォルデモートへの大きな一矢となりました。
ハリーポッター|本物のロケットはどこ?
レギュラス・ブラックが洞窟から奪い出したスリザリンのロケットの本物は、ブラック家の屋敷のグリモールド・プレイス12番地に保管され、屋敷しもべ妖精クリーチャーに守られて隠されていました。

クリーチャーはレギュラスの遺志を受けて分霊箱であるロケットを破壊しようとしますが、破壊できなかったため大切に保管していました。
その後、マンダンガス・フレッチャーが本物のロケットを盗み出して、魔法省のドローレス・アンブリッジに賄賂として渡してしまいます。
そのため、ハリー・ポッターたちは魔法省に潜入し、アンブリッジから本物のロケットを奪還し、最終的にロン・ウィーズリーがグリフィンドールの剣を使い、このロケット型分霊箱を破壊しました。
分霊箱のロケット破壊までの経緯
ハリーポッター「謎のプリンス」に登場したロケットの分霊箱の破壊までの経緯は以下の通りです。
- ヴォルデモートは不死を得るために、魂を分割して複数の分霊箱を作成
- スリザリンのロケットはヴォルデモートが海辺の洞窟に隠す
- レギュラス・ブラックが洞窟に入り、魔法薬を飲み苦しみながらロケットを盗み偽物とすり替える
- レギュラスは本物のロケットをブラック家の屋敷しもべ妖精クリーチャーに預けて命を落とす
- マンダンガス・フレッチャーがブラック家からロケットを盗み、魔法省のアンブリッジに賄賂として渡す
- ハリー・ポッター達が魔法省に潜入し、アンブリッジからロケットを奪還
- ロン・ウィーズリーがグリフィンドールの剣でロケット型分霊箱を刺して破壊
- 分霊箱の破壊により、ヴォルデモートの魂の一部が消滅し、不死の謎が一つずつ解かれていった
このように、ロケットの破壊はレギュラスの勇敢な行動から始まり、盗難や奪還のドラマを経て、最終的にハリーたちによって成し遂げられました。
まとめ
ハリーポッターの「RAB」とはレギュラス・アークタルス・ブラックのことであり、ヴォルデモートの分霊箱の秘密を知り、命がけで本物のロケットを偽物とすり替えました。
レギュラスは洞窟で濃厚な毒薬を飲み苦しみながら自己犠牲をはたし、湖の亡者に命を奪われましたが、その勇気ある行動がハリーたちの分霊箱破壊のきっかけとなったのです。
レギュラスが偽物にすり替えた理由は、ヴォルデモートの不死の計画を阻止するためで、その本物のロケットは最初ブラック家で守られていましたが、盗難の末に魔法省に渡り、最終的に破壊される運命をたどりました。
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