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ハリー・ポッターシリーズに登場する「ニワトコの杖」は、魔法界で最強とされる伝説の杖です。
その歴史は古く、アンチオク・ペベレルから始まり、ダンブルドア、そしてハリー・ポッターへと、時代ごとに所有者が移り変わってきました。
この記事では、ニワトコの杖の所有者の順番を時系列でわかりやすく解説し、なぜ最後にハリー・ポッターが杖を折る決断をしたのか、その理由も詳しく紹介します。
さらに、映画と原作で異なるラストシーンの違いについても解説し、ハリー・ポッターシリーズの大きな謎をすっきり整理します。
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ニワトコの杖の所有者の順番を時系列で解説
ハリーポッターの物語に出てくる「ニワトコの杖」の所有者の順番は、魔法界の歴史とともに変化してきました。
ニワトコの杖の最初の所有者は「三人兄弟の物語」に登場するアンチオク・ペベレルさんです。

その後、力に魅せられた多くの魔法使いたちが所有権を奪い合い、時代ごとに持ち主が変わっていきました。
ニワトコの杖の主な所有者の順番は以下の通りです。
順番 | 所有者名(ふりがな) | 所有権が移った理由・経緯 |
---|---|---|
1 | アンチオク・ペベレル | ニワトコの杖の最初の所有者。伝説の「三人兄弟の物語」の長男 |
2 | アンチオク・ペベレルの殺害者 | アンチオク・ペベレルが眠っている間に殺害し、杖を奪った。 |
3 | 悪人エメリック | 前所有者を倒して所有権を得た。魔法界で恐れられた強力な魔法使い。 |
4 | 極悪人エグバード | エメリックを倒して杖を奪う。 |
5 | ゴデロット | エグバードから杖を受け継いだ魔法使い。 |
6 | ヘレワード | ゴデロットから所有権を得た。 |
7 | バーナバス・デベリル | ヘレワードから杖を奪った人物。 |
8 | ロクシアス | バーナバス・デベリルを倒して所有権を得た。 |
9 | アーカス または リビウス | ロクシアスの後の所有者とされるが詳細不明。 |
10 | グレゴロビッチ | 杖職人。前所有者から入手したが、グリンデルバルドに奪われる。 |
11 | ゲラート・グリンデルバルド | グレゴロビッチから杖を奪い、長く所有。 |
12 | アルバス・ダンブルドア | グリンデルバルドとの決闘で勝利し、所有権を得る。 |
13 | ドラコ・マルフォイ | ダンブルドアに武装解除呪文をかけ、所有権が移る。 |
14 | ハリー・ポッター | マルフォイの館でドラコ・マルフォイから杖を奪い、所有権が移動。 |
このように、ニワトコの杖の所有者は「前の持ち主に勝つ」ことで時系列に沿って移り変わってきました。
ドラコからハリーへ所有権が移った理由は?
ドラコ・マルフォイからハリー・ポッターへニワトコの杖の所有権が移った理由は、「マルフォイの館」での出来事が大きなポイントです。
まず、アルバス・ダンブルドアが亡くなる直前、ドラコ・マルフォイが武装解除呪文をかけたことで、ニワトコの杖の所有権はダンブルドアからドラコ・マルフォイへと移りました。
しかし、ドラコ・マルフォイ自身はこのことに気づいていませんでした。
その後、マルフォイの館でハリー・ポッターたちが捕まり脱出を図る際、ハリー・ポッターはドラコ・マルフォイから杖を奪い取ります。
この時、ハリー・ポッターはドラコ・マルフォイの杖を力ずくで奪っただけでなく、ニワトコの杖の所有権も同時に手に入れました。
ニワトコの杖の所有権は、実際に杖を持っていなくても「前の所有者に勝つ」ことで移動します。
そのため、ハリー・ポッターがドラコ・マルフォイに勝った瞬間、ニワトコの杖はハリー・ポッターを新たな主人と認めたのです。
ドラコ・マルフォイがダンブルドアから所有権を得ていた状態で、ハリー・ポッターがドラコ・マルフォイに勝利したことで、ニワトコの杖の所有権がハリー・ポッターに移ったのが理由です。
ヴォルデモートが所有者になれなかった理由は?
ヴォルデモートは、アルバス・ダンブルドアの墓からニワトコの杖を奪いましたが、真の所有者にはなれませんでした。
その理由は、所有権のルールを誤解していたためです。
ヴォルデモートは、ダンブルドアを殺したセブルス・スネイプが所有者だと考え、スネイプを殺害しました。
しかし、実際にダンブルドアさんを武装解除したのはドラコ・マルフォイであり、その後ハリー・ポッターがドラコ・マルフォイに勝利したことで、所有権はハリー・ポッターに移っていました。
このため、ヴォルデモートがいくらニワトコの杖を使っても、杖はヴォルデモートに忠誠を誓わず、真の力を発揮しませんでした。
ニワトコの杖の所有権の本当の持ち主であるハリー・ポッターに忠誠を誓っていたため、ヴォルデモートは最後まで杖の力を完全に使うことができなかったのです。
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ニワトコの杖の所有者が移る条件は?
ニワトコの杖の所有者が移る条件は、「前の所有者に勝つ」ことです。
この「勝つ」とは、必ずしも殺す必要はなく、武装解除呪文(エクスペリアームス)や力ずくで杖を奪う、決闘で明確に打ち負かすなど、前の持ち主が敗北を認める状況であれば成立します。
- 前の所有者を倒す、または武装解除する
- 所有権は杖を持っていなくても移る
- 所有者が気づかない場合でも、杖は新しい持ち主を認識する
杖を実際に手にしていなくても、所有権は「勝った者」に移るため、杖自体がどこにあるかは関係ありません。
このような仕組みのため、ニワトコの杖は歴代の魔法使いたちの間で奪い合いが絶えませんでした。
ニワトコの杖を最後にハリーが折った理由は?
ハリー・ポッターがニワトコの杖を最後に折った理由は、「世界最強の杖」が再び悪用されることを防ぎ、魔法界に平和をもたらすためです。
ニワトコの杖は、歴代の所有者が「前の持ち主に勝つ」ことで所有権が移る特別な杖であり、その強大な力ゆえに多くの争いを生んできました。
ハリー・ポッターはヴォルデモートとの最終決戦後、もう誰にもこの杖の力を利用させたくないと考え、所有者となった自分自身の手で杖を真っ二つに折り、橋の下へ投げ捨てました。
原作と映画で異なる結末を解説
映画版ではハリー・ポッターがニワトコの杖を追って投げ捨てる様子が描かれていますが、原作小説では少し異なります。
原作では、ハリー・ポッターはまずニワトコの杖で自分の折れた杖(ヒイラギと不死鳥の尾羽根)を修復します。
その後、ダンブルドアさんの肖像画と話し合い、「自分が誰にも敗れずに自然に死を迎えれば、杖の力は消える」と考え、杖をダンブルドアさんの墓に戻すことを決めました。
どちらの結末も、「ニワトコの杖の力による新たな争いを絶対に起こさせない」というハリー・ポッターの強い意志が理由です。
- 原作
- ハリー・ポッターさんはニワトコの杖で自分の杖を修復しその後ダンブルドアの墓に戻した。
- 自分が誰にも倒されずに寿命を迎えれば、杖の力も消えると考えた。
- 映画
- ハリー・ポッターさんは橋の上でニワトコの杖を真っ二つに折り、谷底へ投げ捨てた。
- 最強の杖を完全に消し去ることで、再び争いの種にならないようにした。
まとめ
ニワトコの杖の所有者の順番は、アンチオク・ペベレルから始まり、数多くの魔法使いを経てハリー・ポッターに至るまで、時代ごとに移り変わってきました。
ニワトコの杖がドラコ・マルフォイからハリー・ポッターへ所有権が移ったのも、武装解除による勝利が理由です。
ヴォルデモートは所有権の仕組みを誤解していたため、杖の真の力を手にできませんでした。
最終的にハリー・ポッターは、ニワトコの杖が再び争いの火種とならないように、映画では杖を折り、原作では墓に戻すという選択をしました。
どちらの結末も、力よりも平和を大切にしたハリー・ポッターの思いが込められています。
ニワトコの杖の歴代所有者とその順番、そして最後の選択は、ハリー・ポッターシリーズの大きな見どころのひとつです。
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