映画館での楽しい時間は、大人も子供も共通の楽しみです。
しかし、子供だけで映画館を利用する際には時間制限や保護者の同伴が必要な場合があります。
本記事では、子供だけで映画館を利用できる時間、レイトショーの利用可否、保護者同伴の場合の時間制限について詳しく解説します。
映画館のレイトショーは子供でも利用できる?
映画館では、夜20時以降に上映される映画を「レイトショー」と呼び、通常料金よりも安く設定されていることがあり、仕事終わりなどに利用する方が多くいます。
レイトショーは、夜20時以降に上映されるため、上映終了時刻が22時以降になることがほとんどです。
夏休み期間や休日前に家族で映画館を利用する家庭も多く、実はレイトショーは子供でも利用することが可能です。
しかし、レイトショーの利用には、各都道府県によって定められた「青少年育成条例」によって異なるため、映画の上映終了時刻によって利用の可否が異なります。
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子供だけで映画館の利用は何時まで?
子供だけで映画館を利用する場合、子供が映画館を利用することに時間制限を設けています。
都道府県毎に定められた「青少年育成条例」に基づいて決められているため、18歳未満および高校生以下の方は、保護者の同伴の有無によって、上映終了時刻が遅い作品やレイトショーの利用ができません。
上映終了時刻が、都道府県毎に定められた「青少年育成条例」時間を越えてしまう場合は利用できないことになります。
逆に言うと、その時間までは子供だけでも映画館の利用が可能ということです。
18歳以上の高校生の場合は、決められている時間以上利用できる映画館もあり、映画館毎に対応が異なるため事前に確認した方がいいですね。
22時まで利用可能|保護者同伴でも利用不可な地域
以下の地域は、22時までなら子供だけでも映画館の利用が可能です。
また、保護者同伴であっても22時以降の映画館の利用はできません。
注意すべきは、映画の上映終了する時刻が22時までということなので、22時までに映画の上映が終了すれば子供の利用は可能ということです。
ただし、大阪府は16歳未満で上映終了時刻が19時を過ぎる映画作品は、保護者同伴でないと利用できないため注意が必要です。
・群馬県・和歌山・大阪府・沖縄県
未成年者は保護者同伴でも22時まで
大阪府は16歳未満の子供だけの利用は19時まで
23時まで利用可能|保護者同伴でも利用不可な地域
以下の地域は、23時までなら子供だけでも映画館の利用が可能です。
また、保護者同伴であっても23時以降の映画館の利用はできません。
注意すべきは、映画の上映終了する時刻が23時までということなので、23時までに映画の上映が終了すれば子供の利用は可能ということです。
・北海道・青森県・秋田県・岩手県・山形県・福島県・茨城県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・新潟県・富山県・福井県・石川県・長野県・静岡県・山梨県・愛知県・滋賀県・京都府・兵庫県・奈良県・鳥取県・岡山県・広島県・山口県・香川県・徳島県・愛媛県・福岡県・長崎県・佐賀県・大分県・熊本県・宮崎県・鹿児島県
未成年者は保護者同伴でも23時まで
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保護者同伴なら映画館の利用は何時まで?
保護者同伴の場合は、定められた時間を越えても映画館の利用が可能な地域もあります。
22時以降でも保護者同伴なら利用可能な地域
以下の地域は、子供だけなら22時まで映画館の利用が可能ですが、保護者同伴の場合は22時以降の映画館の利用が可能となります。
18歳未満の方でも保護者同伴の場合のみ、上映終了時間が22時を過ぎる映画作品をみることができます。
保護者同伴でない場合は、上映終了時間が22時を過ぎる作品をみることはできません。
・三重県・岐阜県・高知県
未成年者は子供だけなら22時まで
未成年者は保護者同伴なら22時以降も利用可能
23時以降でも保護者同伴なら利用可能な地域
以下の地域は、子供だけなら23時まで映画館の利用が可能ですが、保護者同伴の場合は23時以降の映画館の利用が可能となります。
18歳未満の方でも保護者同伴の場合のみ、上映終了時間が23時を過ぎる映画作品をみることができます。
保護者同伴でない場合は、上映終了時間が23時を過ぎる作品をみることはできません。
・宮城県・島根県
未成年者は子供だけなら23時まで
未成年者は保護者同伴なら23時以降も利用可能
子供だけで映画館を利用する際の注意点
小学生になると、お友達同士で映画をみたいと言われることもあり、子供だけで映画館を利用することもありますよね。
保護者が同伴せず、子供だけで映画館を利用する場合は、保護者との約束事を決めて映画館のルールをしっかりと伝えておく必要があります。
子供だけで映画館を利用する場合は、遅い時間帯の上映は避け、上映中は子供だけで上映終了後は保護者が映画館までお迎えできると安心です。
映画館のルールを守れる
1人でトイレに行かない何かあったときは大人に助けを求める
飲食はしない
映画館では、ポップコーンやドリンクを買いたくなってしまいますが、こぼしてしまって座席や服が汚れてしまう可能性があるため、子供だけで映画館を利用する場合は控えたほうがいいでしょう。
映画館のルールを守れる
子供は自分の声の大きさを理解していない子や、ついうっかりお喋りしてしまったりする子もいます。
お友達同士で楽しくなってお喋りしてしまったりすることもあるため、上映中はお喋りしないことを守れる年齢になってからがいいでしょう。
また、上映中にじっと座っていられるかも重要です。
ガサガサと動いてしまったり、前の座席を蹴ってしまったり、他の方とトラブルになってしまう可能性もあるため、映画館の基本的なルールを守れる年齢になってからがおすすめです。
1人でトイレに行かない
トイレに行く際は、万が一のことも考えて、1人でトイレに行かないことを約束させましょう。
特に上映中の映画館のトイレは、人も少なく何かあっても周りに助けてくれる大人がいないと危険です。
必ずお友達と一緒に行動するように伝えましょう。
何かあったときは大人に助けを求める
何か困ったことがあったら、周りの大人や映画館のスタッフに助けを求めるように言って聞かせることも大事です。
映画館の劇場は暗く、盗難や痴漢など、危険なことが起こらないとも限りません。
何かあった時は、周りの大人に助けを求めたり、すぐに保護者に連絡するなどの対応も伝えておくと安心です。
まとめ
子供だけで映画館を利用する場合、何時まで利用できるかについて解説しました。
レイトショーは子供でも利用でき場合がありますが、レイトショーは大人が多く、夜間はトラブルに巻き込まれてしまうリスクが高まるため、子供だけだの利用は避けるべきです。
保護者同伴でも映画の上映終了時刻が22時まで・23時までの映画作品のみと決められているため、遅い時間帯の映画作品をみる場合は、上映終了時刻をチェックしてから映画館を利用するようにしましょう。
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