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iPhoneやiPadでSafariの履歴を消そうとしたとき、「削除が灰色になってタップできない…」というトラブルは意外と多くの人が経験しています。
実は、Safariの履歴が削除できない原因には、スクリーンタイムの制限やファミリー共有の設定など、見落としがちな理由が関係していることがあります。
この記事では、Safariの履歴が灰色で削除できない主な原因と、すぐに試せる解決方法を解説します。
Safari履歴削除が灰色で消せない原因は?
Safariの履歴削除ボタンが灰色(グレーアウト)で押せない主な原因は、いくつか考えられますが、主な原因は「コンテンツとプライバシーの制限がオンになっている」ことです。
この設定は、iPhoneやiPadのスクリーンタイム機能の一部で、「スクリーンタイム」の設定で「コンテンツとプライバシーの制限がオンになっている」と、以下のような影響があります。
- Safariの履歴項目の「消去」ボタンが灰色になり、押せなくなる
- 「履歴とWebサイトデータ」の項目も灰色になり、選択できなくなる
- Webコンテンツへのアクセスが制限され、特定のウェブサイトのみが許可される場合がある
この制限を解除するには、次の手順を実行します。
- 「設定」アプリを開きく
- 「スクリーンタイム」をタップ
- 「コンテンツとプライバシーの制限」をタップ
- 「コンテンツとプライバシーの制限」をオフにする
「コンテンツとプライバシーの制限」を解除した後、Safariアプリを再起動すると履歴の削除が可能になります。
なお、親が子供のデバイスに制限をかけている場合は、この設定が意図的に有効になっていることがあり、子供が勝手に履歴を削除できないようにするための正常な動作となります。
Safari履歴削除できない?原因とは?
iPhoneの履歴削除ができない場合、いくつかの原因が考えられます。
それぞれの原因と対処法を見ていきましょう。
- Safari履歴削除できない原因①スクリーンタイムがオンになっている
- Safari履歴削除できない原因②ファミリー共有の設定が影響している
- Safari履歴削除できない原因③キャッシュデータが残っている
- Safari履歴削除できない原因④iPhoneのエラー
- Safari履歴削除できない原因⑤Webページが開いたまま
Safari履歴削除できない原因①スクリーンタイムがオンになっている
iPhoneの「スクリーンタイムがオンになっている」と、Safari履歴削除が制限されることがあります。
iPhoneのスクリーンタイムの「コンテンツとプライバシーの制限」機能が有効になっていると、履歴の削除が制限され、「履歴を消去」ボタンがグレーアウトして押せなくなります。
iPhoneの「スクリーンタイムがオンになっている」場合の対処法は以下の通りです。
- 「設定」アプリを開きく
- 「スクリーンタイム」をタップ
- 「コンテンツとプライバシーの制限」をタップ
- 「コンテンツとプライバシーの制限」をオフにする
これでSafariの履歴削除が可能になりますが、この方法で解決しない場合は、Safariの再起動やiPhoneの再起動、または他の設定も確認する必要があります。
Safari履歴削除できない原因②ファミリー共有の設定が影響している
iPhoneの「ファミリー共有の設定」がSafari履歴削除に影響を与えることがあります。
ファミリー共有で子ども用のアカウントなどが管理されている場合、保護者がスクリーンタイムの制限をかけていると、その制限によってSafariの履歴削除が制限されることがあります。
この場合、子どもの端末で履歴削除ができないのは保護者が設定したスクリーンタイムやコンテンツ制限が原因なので、保護者がスクリーンタイムの設定を必要に応じて制限を緩和または解除すれば解決します。
次の手順で確認してみましょう。
- 「設定」アプリを開く
- 自分の名前をタップ
- 「ファミリー共有」をタップ
- 設定を確認し必要に応じて変更する
ファミリー共有の設定の「スクリーンタイム」の設定を見直すことで、Safari履歴削除の問題が解決します。
Safari履歴削除できない原因③キャッシュデータが残っている
iPhoneで「キャッシュデータが残っている」と、Safari履歴削除ができないことがあります。
Safariの履歴削除は閲覧履歴のデータを消しますが、キャッシュやウェブサイトデータが多量に残っていると削除がうまく反映されない場合があります。
キャッシュやウェブサイトデータを消去する方法は、以下の通りです。
- 「設定」アプリを開く
- 「アプリ」→「Safari」をタップ
- 「詳細設定」をタップ
- 「Webサイトデータ」を選び、「すべてのWebサイトデータを削除」をタップ
これで履歴削除だけでなく、キャッシュデータもクリアになり、Safariの動作が軽くなることもあります。
もし履歴削除ボタンがグレーアウトしていなければ、この方法でキャッシュも含めて削除するのが有効です。
Safari履歴削除できない原因④iPhoneのエラー
iPhoneにエラーが発生していると、Safari履歴削除ができないことがあります。
iPhoneの一時的なシステム不具合やSafariアプリの動作不良で、履歴削除が正常に行えない場合があります。
iPhoneを再起動してみましょう。
再起動の手順は機種によって異なりますが、一般的には、音量ボタン上→音量ボタン下→電源ボタンを長押しして「スライドで電源オフ」を実行します。
その後、再度電源を入れることで、一時的なエラーが解消されることが多く、Safariの履歴削除ができるようになります。
Safari履歴削除できない原因⑤Webページが開いたまま
SafariのWebページが開いたままだと、Safari履歴削除ができないことがあります。
Safariで閲覧中のページがアクティブな状態だと、そのページの履歴が削除できず、履歴消去が正常に完了しない場合があります。
Safariのすべてのタブを閉じてから、再度Safari履歴削除を試してみましょう。
Safari履歴削除する手順
Safariの履歴を削除することは、プライバシーを守るために重要な作業なため、Safarのi履歴削除の手順をわかりやすく解説します。
Safari履歴削除する手順①Safari閲覧履歴の一部を削除
Safari閲覧履歴の一部を削除する手順は以下の通りです。
- Safariを開く
- 画面下部の「ブックマーク」アイコン(開いた本の形)をタップ
- 履歴アイコン(時計マーク)をタップ
- 履歴から削除したいウェブサイトを左にスワイプし「削除」ボタンをタップ
この操作で履歴の一部だけを選んで削除できます。全履歴を消去する場合は「設定」アプリから操作します。
Safari履歴削除する手順②Safari閲覧履歴を全て削除
すべてのSafari閲覧履歴を一度に全て消したい場合の手順は以下の通りです。
- Phoneの「設定」アプリを開く
- 「Safari」を選択。
- 「履歴とWebサイトデータを消去」をタップ。
- 表示される確認画面で「履歴とデータを消去」を選択。
これでSafariの閲覧履歴だけでなく、検索履歴、キャッシュやCookieなどもまとめて削除されます。
Safari履歴消去できない最終手段は?
Safariの履歴消去ができない場合、以下の方法を順番に試してみましょう。
- iPhoneを再起動する
- Safariアプリを完全に終了し、再度開く
- iPhoneのソフトウェアを最新版に更新する
これらの方法を試しても解決しない場合は、最終手段であるiPhoneを初期化することを検討してください。
ただし、初期化するとすべてのデータが消えてしまうので、必ずバックアップを取ってから行いましょう。
iPhoneの初期化の手順は以下の通りです。
- 「設定」アプリを開く
- 「一般」を選択
- 画面の下の方にある「リセット」または「転送またはiPhoneをリセット」をタップ
- 「すべてのコンテンツと設定を消去」を選択
- パスコードやApple IDのパスワードを入力して認証
- 「iPhoneを消去」を選び、初期化を開始
iPhoneを初期化後、iPhoneを新規セットアップすることで、Safari履歴消去の問題が解決します。
まとめ
Safariの履歴が削除できず、ボタンが灰色になる原因の多くは、スクリーンタイムの制限やファミリー共有の設定にあります。
これらの設定を正しく見直すことで、ほとんどの場合は履歴が問題なく削除できるようになります。
もし設定を確認しても解決しない場合は、デバイスの再起動やiOSのアップデートなど、基本的な対処法も効果的です。
Safariを快適に使い続けるためにも、ぜひ本記事の方法を参考にしてみてください。
