PayPayは、2023年7月20日から業界初の「オフライン決済」に対応しています。
スマホがインターネットに繋がっていない状態でもPayPay決済ができるため、通信障害時や災害時などにも助かるサービスです。
しかし、PayPayオフライン決済は、オンライン決済とは違う点がいくつかあり、利用する際に注意しなければならない点があります。
この記事では、PayPayの「オフライン決済」が利用できる条件や注意すべき点などについて解説します。

PayPayオフライン対応は業界初
スマホ決済は便利で使い勝手がいいですが、インターネットに接続されていないと利用できないという点が難点でしたが、PayPayはインターネットにつながっていなくても利用できる「オフライン決済」に対応しました。
インターネットにつながっていない状態や、不安定な状態になると、オフラインモードに切り替わる旨の画面が表示され、ユーザー側が「オフライン決済」を利用するかを決めることができます。
勝手に「オフライン決済」で支払いしてしまう、なんてことがないので安心して利用できます。
-
参考マクドナルドのドライブスルーでPayPayは利用できる?マクドナルドで使える支払方法一覧
続きを見る
-
参考PayPay「LYPマイレージ」とは?デメリットはある?ポイントを貯められる「LYPマイレージ」の注意点とは?
続きを見る
オンライン決済との違い|PayPayオフライン決済が利用できる条件
PayPayの「オフライン決済」が利用できる条件としては下記です。
バーコード支払いであること
過去1週間にPayPayアプリを開いたことがある
店舗側の決済端末がオンラインであること
店舗の決済端末がインターネットに繋がっている状態のオンラインであることが条件とされています。
災害時などで店舗側の決済端末が利用できなければ、PayPayの「オフライン決済」は利用できないことになります。
バーコード支払いであること
PayPayの決済方法は、店舗側でバーコードを読み取ってもらうバーコード支払いができる店舗に限られています。
QRコードを読み取って支払いをする方法では利用できないため、全てのPayPay対応店舗で利用できるわけではありません。
過去1週間にPayPayアプリを開いたことがある
過去1週間にPayPayアプリを開いている方が「オフライン決済」の利用対象となるため、たまにしか使わないという方は利用できない可能性があります。
また、PayPayアプリのバージョン4.2.0以上でないと利用することができません。
オンライン決済との違い|PayPayオフライン決済で利用できる支払方法
PayPay「オフライン決済」で利用できる支払い方法は2つで、「PayPay残高」と「クレジット(旧あと払い)」のみです。
PayPay残高で支払いの際、PayPayポイントの利用設定を「支払いに使う」に設定している場合は、PayPayポイントが優先的に利用されます。
決済金額の上限と回数
PayPay「オフライン決済」で利用できる決済金額には回数と上限が設けられています。
また、決済金額の上限内であっても、所持している残高を超える場合や利用可能額を超える支払いはできません。
・50,000円/回
決済回数の上限
・5回/過去24時間
・20回/過去30日間
PayPay「オフライン決済」注意点
PayPayの「オフライン決済」を利用する際には、利用できる条件もありますがその他にも注意すべき点があります。
「オフライン決済」では、決済完了時の音が鳴らない点です。
オフラインモードで「オフライン決済」を行った場合は、決済完了時の「PayPay」という音は鳴りません。
決済完了画面も表示されることはないため、店舗から発行されるレシートで支払いができているかを確認する必要があります。
インターネットがつながり「オンライン」状態になった際に、プッシュ通知や取引履歴に反映されるため、改めて確認しましょう。
まとめ
PayPayの「オフライン決済」について解説しました。
インターネットにつながっていなくてもスマホで決済ができることは、通信障害の時や災害時などに便利で助かるサービスですね。
利用できる条件などがあるもののいざという時には便利なサービスです。
普段からPayPayアプリを活用、もしくはスマホにインストールしておくことがおすすめです。
通信障害や災害はいつ起こるかわからないため、インターネットにつながっていなくても決済できるPayPayアプリも事前に備えておくと安心です。
※本ページはプロモーションが含まれています