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万博とは?万博と博覧会の違いは?やる意味や目的を解説

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万博とは何か、万博と博覧会の違い、そして開催する意味や目的について疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。

日本でも1970年の大阪万博をはじめ、数々の万博が開催されてきましたが、「博覧会」との違いがよく分からないという声もよく耳にします。

この記事では、万博の基本的な意味や歴史、万博と博覧会の違い、そして万博を開催する目的や社会的な意義について解説します。

2025年の大阪・関西万博をより楽しむためにも、万博の本質を一緒に学んでいきましょう。


万博とは?万博の意味と歴史

万博とは、正式には「万国博覧会」や「国際博覧会」と呼ばれ、世界中の国や地域が参加して最新の技術や文化を紹介し合う大きなイベントです。

万博の歴史は1851年、イギリス・ロンドンで開催された「第1回ロンドン万国博覧会」から始まりました。

当時のイギリスは産業革命の真っただ中で、鉄とガラスでできた「水晶宮」という大きな建物に、機械や薬品、陶器などが展示されました。

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このロンドン万博の成功をきっかけに、フランスのパリやアメリカのシカゴなど、世界各地で万博が開かれるようになりました。

たとえば、1889年のパリ万博ではエッフェル塔が建設され、1933年のシカゴ万博では巨大飛行船ツェッペリン号が登場するなど、時代ごとの最先端技術や文化が披露されてきました。

万博は「人間の活動に必要なものの実現に向け、進歩してきたことや将来の見通しを示すためのイベント」として、世界中の人々に新しい発見や学びをもたらしてきました。

日本で初めて万博が開催されたのは1970年の大阪万博で、アジア初の万博でもありました。

現では、万博は5年に一度開かれる決まりとなっており、開催地は博覧会国際事務局(BIE)の総会で決定されます。

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万博と博覧会の違いは?

万博と博覧会の違いは、開催の目的や規模、国際的な認定の有無にあります。

まず、「万博」とは「万国博覧会」の略で、正式には「国際博覧会」と呼ばれます。

万博は国際博覧会条約(BIE条約)に基づき、複数の国が参加し、BIE(博覧会国際事務局)に登録または認定された大規模なイベントです。

テーマは人類の進歩や未来社会、科学技術、文化など幅広く、世界中の国や企業が最新の技術や文化を発信する場となります


一方、「博覧会」は、産業や貿易、学術、文化などさまざまな分野の産物や技術、文化財を集めて展示し、広く一般に公開する催し全般を指します。

博覧会には国際的なものだけでなく、国内や地域限定のものも含まれます。

つまり、万博は国際的なルールに基づく「博覧会」の一種であり、すべての博覧会が万博というわけではありません。

  • 万博(万国博覧会)
    国際博覧会条約に基づき、世界中の国や地域が参加する大規模な博覧会です。
    BIEが認定し、テーマ性が重視されます。たとえば、1970年の大阪万博や2025年の大阪・関西万博が該当します。
  • 博覧会
    産業や文化、学術などの振興を目的に、さまざまな産物や文化財を集めて展示し、広く一般に公開する催しです。
    国内や地域限定のものも多く、国際的な認定がなくても開催できます。
  • 万博=国際条約に基づく世界規模の博覧会
  • 博覧会=産業や文化などを広く展示する催し全般


万博は「国際的なルールに基づく博覧会」であり、すべての博覧会が万博というわけではありません。

万博をやる意味や目的を解説

万博を開催する意味や目的は、時代ごとに変化しながらも、主に次のような役割があります。

  • 世界の課題解決に向けた知恵の共有
    万博は地球規模の課題(環境、健康、平和など)に対し、各国が知恵や技術を持ち寄り、解決策を探る場です。
  • 最先端技術や文化の発信
    各国が自国の最新技術や文化、芸術を展示し、世界中の人々に紹介します。
  • 国際交流と平和の促進
    世界中の人や国が集まり、交流することで相互理解や平和の実現を目指します。
  • 経済効果や地域活性化
    万博の開催地には多くの人が訪れ、経済や観光、まちづくりに大きな効果をもたらします。
  • 未来へのヒントや学びの場
    子どもから大人まで、未来社会や新しい価値観に触れ、学びや発見の機会となります。

  • 1970年大阪万博では「人類の進歩と調和」をテーマに、太陽の塔や新幹線など日本の技術力が世界に発信されました。
  • 2025年大阪・関西万博では「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、SDGsや新しい社会のあり方が提案されます。
hachico
hachico

万博は、世界中の人々が未来について考え、学び合う大切な場となっているんですね。

まとめ

万博とは、国際的なルールに基づき世界中の国が参加する大規模な博覧会です。

万博の歴史は1851年のロンドン万博から始まり、時代ごとの最先端技術や文化が披露されてきました。

万博と博覧会の違いは、国際的な認定や規模、目的にあり、万博は「国際博覧会条約」に基づく世界規模のイベント、博覧会は産業や文化などを広く展示する催し全般を指します。

万博をやる意味や目的は、世界の課題解決、技術や文化の発信、国際交流、経済効果、未来への学びなど多岐にわたります。

万博と博覧会の違いや開催の意義を知ることで、2025年の大阪・関西万博もより深く楽しめるでしょう。

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