auのキッズ携帯mamorino(マモリーノ)を、0円で使う方法があると聞いたことはありますか?
auのサブブランドpovo(ポヴォ)の基本料0円で、auのキッズ携帯mamorino(マモリーノ)を利用することは可能です。
しかし、povo(ポヴォ)の0円運用で、mamorino(マモリーノ)を利用するにはいくつかの重要な注意点がありす。
この記事では、auのキッズ携帯mamorino(マモリーノ)を、povo(ポヴォ)で0円運用する際の注意点を解説します。
mamorino(マモリーノ)はpovo0円運用で居場所通知は利用できない
引用元:povo2.0料金プラン詳細|基本料ゼロから始めるau回線のスマホプラン【公式】povo2.0
結論から言うと、auのキッズ携帯mamorino(マモリーノ)は、povo回線にするとGPS検索「居場所通知」を利用することができません。
povo(ポヴォ)は、GPS機能を利用することができないため、「居場所通知」や防犯ブザーが鳴動した際に位置情報が送信される設定の機能など利用することができません。
povo(ポヴォ)のSIMをmamorino(マモリーノ)に挿すして利用できる機能は、mamorinoで利用できる機能は「通話」と「SMS送受信」のみです。
元々mamorino(マモリーノ)には、インターネット通信やEメールの機能はついていないので、通話と位置情報の確認さえできればpovo(ポヴォ)の0円運用ができたらおトクだと皆さん考えますよね。
しかし、mamorino(マモリーノ)は、位置情報を確認できる「居場所通知」を利用することができないため、mamorinoとしての本来の機能を利用することができません。
mamorino(マモリーノ)はpovoで動作確認できていない
(mamorino(マモリーノ)は、povo(ポヴォ)で動作確認が取れていない端末となります。
動作確認が取れていないということは、「povoのSIMを挿しても使える保証はない」という意味です。
実際には、動作確認が取れていない端末にSIMを挿しても使えるという声もあります。
mamorino(マモリーノ)は、povo(ポヴォ)の動作確認が取れていない端末ですが、実際のところ「通話」と「SMS送受信」のみ利用可能のようです。
あくまで憶測ですが、スマホとmamorino(マモリーノ)では、通信規格が違うため、GPS検索を利用するサービスが利用できないのだと思います。
GPSを利用する場合、衛星の推定位置を取得するためにデータ通信が必要となります。
mamorino(マモリーノ)は通信規格がスマートフォンと異なるため、povo(ポヴォ)のSIMを挿してもデータ通信ができず、mamorino(マモリーノ)でGPS検索ができないということになるのではと考えられます。
参考キッズフォン3とキッズフォン2どう違う?GPS・料金・機能スペックなどソフトバンクのキッズ携帯を詳しく解説!
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連絡用ならmamorino(マモリーノ)をpovo0円運用できる
mamorino(マモリーノ)は、povo(ポヴォ)で動作確認が取れていない端末ですが、povo(ポヴォ)回線にすると「通話」と「SMS送受信」のみ利用可能です。
mamorino(マモリーノ)の本来の機能である、GPS検索は利用することはできませんが、連絡用としての利用は可能となります。
「povo(ポヴォ)の0円運用で安く持ちたい」「GPS検索できなくても連絡が取れればいい」という方にはおすすめです。
povoでmamorino(マモリーノ)を利用する際の注意点
povo(ポヴォ)で0円運用する場合、基本料金が0円となるため維持費は安く済みそうですが、mamorino(マモリーノ)から発信すると通話料金が30秒22円かかり、SMS送信は1通3.3円かかるため注意が必要です。
mamorino(マモリーノ)から着信があった場合は電話を折り返す、もしくは5分以内の通話が無料になる「通話トッピング」を検討することもおすすめです。
トッピング一覧|基本料ゼロから始めるau回線のスマホプラン【公式】povo2.0
mamorino(マモリーノ)をpovoで0円運用する際の注意点
mamorino(マモリーノ)をpovo(ポヴォ)で0円運用する際、注意点をいくつか解説します。
mamorino(マモリーノ)のSIMロック解除は不要
SIM挿入は電池パックカバーを工具で取り外す必要がある
「安心ナビ」でGPS検索利用不可
mamorino(マモリーノ)ではpovoの開通作業ができない
povo(ポヴォ)でmamorino(マモリーノ)を利用する場合、初めにpovo(ポヴォ)のSIMを利用するための開通作業が必要となります。
開通作業は、アプリでの操作が必要となるため、mamorinoでは開通作業をすることができません。
そのため、別のスマホ端末で開通作業をする必要があります。
mamorino(マモリーノ)のSIMロック解除は不要
他社回線を利用する場合、本来であれば、SIMフリーの端末以外はSIMロック解除が必要となりますが、povo(ポヴォ)はauのサブブランドのため、mamorino(マモリーノ)のSIMロック解除は不要となります。
povo2.0プラン対応のSIMロックを解除した端末またはSIMフリー端末であればご利用いただけます。
povo2.0プラン対応機種についてはこちら。auで販売された端末以外はSIMロック解除のお手続きが必要です。
よくあるご質問|基本料ゼロから始めるau回線のスマホプラン【公式】povo2.0
SIMロック解除は端末の販売元の携帯会社にてお手続きを行っていただくことができます。
こちらより端末をご購入された携帯会社をお選びいただき、手続き方法をご確認ください。
SIM挿入は電池パックカバーを工具で取り外す必要がある
mamorino(マモリーノ)のSIMの差し替えは、ネジで留められている電池パックカバーを外す必要があります。
mamorino(マモリーノ)購入時に、同梱されている「取り付け取り外し工具」を使って電池パックカバーを外し、中の電池パックを外してSIMを入れ替えます。
「安心ナビ」でGPS検索利用不可
auの有料の位置情報検索サービス「安心ナビ」も、mamorino(マモリーノ)がpovo(ポヴォ)回線になると利用することができません。
povo(ポヴォ)は、安心ナビの設定アプリ内で電話番号が表示されないSIMカードで、「安心ナビ」を利用することができないようです。
「今まで安心ナビを利用していてpovo回線もauのサブブランドだから利用できるだろう」と思われている方は注意が必要です。
「探される方」は、設定アプリ内で電話番号が表示されないSIMカードではご利用いただけません。
安心ナビ|au (auone.jp)
(povo2.0契約の場合もこちらに該当するので「探される方」としてご利用いただけません。)
まとめ
auのmamorino(マモリーノ)で、povo(ポヴォ)の0円運用について解説しました。
mamorino(マモリーノ)でもpovo(ポヴォ)回線を利用することは可能ですが、「通話」と「SMS送受信」のみ利用可能です。
mamorino(マモリーノ)の本来の機能である、GPS検索をすることができません。
連絡できるだけでいいのであれば、povo(ポヴォ)の0円運用は魅力的です。
しかし、mamorino(マモリーノ)は、子供の安全のために持たせる端末でGPS検索が利用できる端末のため、本来の機能が利用できるau回線で利用するほうがいいでしょう。
お子様にはau回線のままmamorino(マモリーノ)を持たせ、保護者が格安スマホ回線を利用することをおすすめします。
保護者がau以外の他社回線となった場合でも、mamorino(マモリーノ)のGPS検索「居場所通知」機能は利用することは可能です。
参考【他社OK】親が他社格安SIMならauキッズ携帯のGPSが使える!mamorino(マモリーノ)料金や機能など特徴を紹介!
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mamorino5を持たせている以上は、mamorino本来の機能である見守り機能をしっかりと使える状態で持たせたいですよね。
また、povo(ポヴォ)の0円運用を利用したいという方は、動作確認が取れているスマートフォンで利用することをおすすめします。