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au・ドコモ・ソフトバンク以外に自社回線の電波をもつ楽天モバイルですが、参入した当初は「繋がらない」「圏外になる」といった声が多くあり、電波状況や通信品質に不安が残るキャリアというイメージがありました。
2024年6月に楽天モバイルもプラチナバンドを取得し、今後の電波状況や通信品質が改善される可能性が高くなります。
電波状況や通信品質に問題なければ、おトクに利用できる楽天モバイルを利用したいと考えている方も多いのではないでしょうか。
そこで、4年間楽天モバイルを利用してきた筆者が、契約した当社と現時点でどれほど改善されてきたのかご紹介します。
実際に使ってみた感想と楽天モバイルをおすすめポイントや注意すべき点などをご紹介します。

楽天モバイル基本料金1年間無料キャンペーンを利用して乗り換え

おトクなキャリアや料金プランに数年単位で乗り換えている我が家は、au→ソフトバンク→ワイモバイルと2年単位で乗り換えていて、当時家族でワイモバイルを利用していたのですが、私だけ2021年の2月に楽天モバイルへ切り替えました。
ワイモバイルでも不満はなかったのですが、楽天モバイルの基本料金1年間無料キャンペーンに惹かれ、乗り換えることにしました。
2020年4月からスタートしていたキャンペーンで「Rakuten UN-LIMIT プラン料金1年無料キャンペーン」300万名に到達したらキャンペーンを終了するという内容でした。※2021年4月7日でキャンペーンは終了しています。

1年間無料で使えるなんてお得ですよね。利用できるエリアについては不安がありましたが使ってみてから決めようと思いました。
格安SIMキャリアのように、大手キャリアの電波を借りて利用するわけではなく、自社で設備投資をして自社のエリアを拡大している段階だったので、使えるエリアや実際の使用状況に不安はありました。
しかし、毎月の基本料金が0円で利用できるという魅力には勝てず、これを機に楽天モバイルを契約してみようと思い契約しました。
楽天モバイルのエリアはどうなの?
楽天モバイルのエリアは、自社回線を利用できるようにと設備投資をして改修している段階のため、楽天基地局からの自社電波とパートナー回線のauの電波を利用します。
楽天基地局エリアとなっていても、楽天基地局の電波を受信しにくいエリアや、まだ楽天基地局の設置が間に合っていないエリアは、パートナー回線のauの電波を利用することになります。
2026年3月31日までに楽天モバイルのエリアを拡大し、人口カバー率70%を上回った時点で、そのエリアのパートナー回線を終了し、楽天回線の電波を使用することになります。
2021年当時、エリアマップ上で確認すると、楽天回線エリアは各県の主要都市付近ばかりで、全体的にパートナー回線(au)のエリアと半々という印象でした。
私が住んでいる場所や普段よく行く場所などを確認すると、楽天回線エリアになっていました。
しかし、建物や障害物などの影響を受けるだろうから、実際に使用して確認しないといけないと思っていました。

2024年現在では、人口カバー率99%となっており、2021年当時とは電波状況が明らかに良くなっていますよ。
楽天モバイルを実際に4年間使ってみた感想

2021年当時、楽天モバイルに切り替えるべく、WEBから申し込み、約2日程度でSIMカードが届きました。
端末は今使っている端末をそのまま利用するため、SIM契約のみで設定も手順通りに進めるだけなので簡単です。
楽天モバイルの電波はどうなの?
2021年2月に楽天モバイルに切り替えたのですが、切り替え当初は正直電波は良くなかったです。
自宅でも電波は圏外~2本立つかどうかのレベルで、自宅外でも圏外の場所はいくつかありました。
自宅にはWi-Fiがあるため通信に関しては問題なく、通話もあまり使わなかったので圏外でも大きな問題ではありませんでした。
外出先では、建物の中や地下に入ると電波は圏外になり、車で移動中に通話すると確実に途切れ途切れでまともに会話はできなかったですね。
一時的に繋がらない等であれば支障はないのですが、買い物先ででスマホ決済やポイントカードを表示させることができなかったり不便することもありましたが、逆に電波が良かった場所もいくつかありました。
しかし、2024年現在では、2021年当時よりは電波状況が明らかに良くなっており、自宅での電波状況も3本~4本立っており、ほとんどの外出先では問題なく利用できています。

建物の中や地下に入ると今でも電波が立たないことがあるので、楽天モバイルは建物の中や地下などには弱いようですね。
楽天モバイル圏外になる?
2021年から楽天モバイルを利用し、実際に色々なところで利用してみましたが、2021年当時は楽天モバイルはよく圏外になりました。
電波が不安定な場所も多々あったので、外出先でも電波があるかなと気にしていました。
2024年時点では、圏外になるエリアや電波が不安定な場所も減り、屋外では問題なく利用可能です。

2021年当時からよく圏外になる場所は、建物の中・地下・海辺が多く、2024年時点でもまだ圏外や電波の弱い場所があります。
電波が悪すぎた当初はエリア改善要望を提出
楽天モバイルに切り替えた2021年当時は、自宅での電波状況が悪く、圏外~2本立つかどうかでした。
数日間様子を見ていましたが、電波状況は特に変化がなく自宅の外でも電波が悪かったので、エリア改善の要望をメールで提出しました。
すると、その日のうちにすぐに返信が来ました。
「緊急ネットワーク窓口」という部署の方から返信があり、詳しい詳細を教えてほしいという内容のメールでした。
詳しい事象をメールで報告し、さらに数日後、緊急ネットワーク窓口から回答がありました。
回答内容は「調査結果として、KDDI様のネットワークから自社ネットワークへの切替準備段階の為、電波不具合が発生している可能性があります。ご希望があれば、ドコモ回線で利用できる(MVNO)のスマートフォンとSIMカードを、楽天回線の拡大・改善までの代替え機としてお送りさせていただきたく存じます。」という内容でした。
家ではWi-Fiもあるので、わざわざ代替え機を借りる必要はなかったので、しばらく様子をみることにしました。

楽天モバイルに電波改善依頼をしてから数ヶ月後に、急に電波が良くなりました。
電波がよくなった理由は、自社ネットワークへの切替が完了し不具合が改善されたからのようです。
自宅でも表示電波が2~4本立つようになり、通話も安定してできるようになりました。
楽天モバイルは、電波状況や品質に力を入れているため、レスポンスも早くきちんと対応してくれていたため好感が持てました。
楽天モバイルに切り替えた時の費用
ワイモバイルから楽天モバイルに切り替えた時に発生した費用は、ワイモバイルのMNP転出手数料3,300円が発生しただけでした。
ワイモバイルの契約解除料金もなく、楽天モバイルえの新規契約事務手数料も無料のため、MNP転出手数料のみ発生しました。
MNP転出手数料は、2021年4月1日から無料となりました。

切り替えた時は2021年2月だったので、あともう少し待ってから楽天モバイルに切り替えたら良かったなぁ、と少し後悔です。
楽天モバイルでは、契約事務手数料や解除料金も発生しないので、電波が悪く使い物にならないようであれば、また別のキャリアに乗り換えるのもありだと思います。
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楽天モバイルの料金プランはお得?

楽天モバイルの料金プランはお得なのか?と聞かれると、「お得だと思います!」
私は2021年契約当初、1年間無料キャンペーンが適用されていたので2022年2月まで無料で利用することができました。
2022年7月1日より、新料金プランRakuten UN-LIMIT Ⅶが開始となり0円プランが廃止となり、3GBで1,078円からの料金プランとなりました。

2024年時点の料金プランは、0円プラン廃止以降に大きな変化はありませんが、新たに「家族割引」「学割プログラム」がスタートしています。
これらの割引を適用できれば、さらに料金プランを安くすることが可能となります。
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楽天モバイルは「かけ放題」が無料で利用できる
通話に関しては、楽天モバイルの「Rakuten Link」というアプリを利用して通話をすれば、通話料金は発生しません。

「Rakuten Link」アプリから発信すれば「かけ放題」ということになります。
元々インストールされている標準通話アプリを使用してしまうと、通話料金22円/30秒が発生してしまうので、間違って使用してしまうことのないように配置変更をしたりして工夫しましょう。
iOS版の「Rakuten Link」アプリの仕様変更に伴い、通話の着信があった場合はiOS標準の通話アプリにかかってきます。
かけ直しをする場合は、「Rakuten Link」アプリからかけ直さないと着信料金が発生してしまいますので要注意です。
また 「Rakuten Link」 アプリにはRakutenLinkユーザー以外の着信は履歴には表示されない仕様になっているよう。
かけ直す場合は、手入力で電話番号を入力するかアドレス帳から検索する必要があります。少し手間がかかる仕様となってしまいました。
SMSに関しては、 Android端末の場合は「Rakuten Link」アプリ でSMSを送受信する場合も無料です。
iOS端末の場合は、仕様変更に伴い2021年7月6日から送信料3.3円発生しています。
iOS端末でも、国内通話もSMS送信料も無料で「Rakuten Link」アプリひとつで完結して便利でしたが、仕様変更に伴いiOS標準のメッセージアプリでやりとりすることになりました。
楽天モバイルのおすすめポイントと注意点は?
楽天モバイルを4年間利用してきた筆者が、楽天モバイルをおすすめするポイントと注意すべき点についてご紹介します。
おすすめポイント
「Rakuten Link」で国内通話料無料
Androidなら「Rakuten Link」アプリでSMS送信無料
使わない月は1,078円(税込)で利用できる
「家族割」「学割」を使えばさらにおトクになる
利用料金に応じて100円(税抜き)につき1ポイントが貯まる
楽天モバイルをおすすめできるポイントとしては、「Rakuten Link」アプリで発信すると国内通話料が無料となることが大きいですよね。
他キャリアで通話料が無料になるオプションを追加すると別途1,650円~1,980円追加する必要があります。
楽天モバイルでは、そのような追加料金が不要となるため、毎月のコストを抑えることが可能になります。
さらに、Androidを利用していれば、「Rakuten Link」アプリでのSMS送信料が無料になるため、おすすめです。
また、データ容量をあまり使わない場合は、3GBまで1,078円で利用でき、料金面だけを考えるとかなりお得で、他社に比べると無料な部分が多いこともおすすめするポイントです。
「家族割」「学割」を使えばさらにおトクになるため、家族みんなで楽天モバイルを利用すればおトクになりますよ。

2022年7月1日から新料金プランとなり1GB 0円は廃止となりました。
また、楽天モバイルの利用料金に対しても100円(税抜き)につき1ポイントが貯まる仕組みになっています。
貯めたポイントを楽天モバイルの支払いに充てることも可能なので、楽天ポイントを貯めている方にとってもお得に利用できます。
注意すべきポイント
iOS端末の着信時は標準アプリで通知される
iOS端末はSMS送信料3.3円/通が発生する
段階性プランのため、使ったデータ容量に応じて自動的に料金がアップする
建物の中や地下は繋がりにくい可能性がある
楽天モバイルを利用の際に注意しなければならないポイントがいくつかあります。
iOS端末では、着信時には標準アプリで通知されるため、不在時の折り返しかけ直す際にそのまま発信すると標準アプリで発信してしまうことになるため、注意が必要です。「Rakuten Link」アプリからかけ直す手間が必要になります。
また、iOS端末で「Rakuten Link」アプリを利用してもSMS送信料が3.3円/通発生してしまうため、Android端末とは仕様が異なることも理解しておく必要があります。
料金プランに関しては、段階性プランのため、使ったデータ容量に応じて料金が変動するため、3GBまでで抑えたいと思っていても、自分自身でデータ容量を確認しながら抑える必要があります。
データ容量は目に見えるものではないため、料金をコントロールしたい方は注意しなければいけません。

データ容量の上限設定などの設定があれば自分で料金をコントロールすることは可能ですが、そのような設定が楽天モバイルにないため自身で気をつけながら利用するしかありません。
使えるエリアに関しては、徐々に改善されていっていると思いますが、大手キャリアに比べれば、まだまだエリアの拡大と品質の改善は必須だと思います。
2024年6月に楽天モバイルがプラチナバンドを取得したと発表しているため、今後の電波状態は良くなっていくことは間違いないでしょう。
エリアマップで確認をして利用可能となっていても、実際の電波状況は使ってみないとわからないこともあります。

2024年8月時点の体感ですが、エリアマップで電波確認ができているエリアは問題なく利用できると考えていいと思います。建物の中や地下は電波が不安定になることや圏外になることも多々ある状況です。
楽天モバイルは、新規契約事務手数料や契約解除料金も発生しないので、利用できない場合はまた他社に乗り換えてもいいと思います。
※本ページはプロモーションが含まれています