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連絡ツールとして不可欠な「LINE」ですが、小中学生の子供に持たせる際「知らない人と繋がらないか」「不適切な動画を見続けないか」「ショート動画のVOOMだけでも非表示にできないの?」と不安に感じる保護者の方は少なくありません。
この記事では、子供にLINEを使わせる前に設定しておきたい項目を整理しつつ、2026年に入って状況が大きく変わったVOOM機能の「今」についても解説します。
【朗報】LINE VOOM2026年9月30日サービス終了
長年「非表示にできない」と言われ続けてきたLINE VOOM(ショート動画機能)は、2026年9月30日11時ごろをもって、サービス自体が完全に終了します。
LINEヤフーが2026年7月15日に公式発表した内容で、終了後はVOOMへのアクセスが一切できなくなり、新規投稿や他ユーザーの投稿の閲覧はもちろん、自分が過去に投稿したデータの閲覧・復元もできなくなります。
LINE VOOMに代わって、「ショッピングタブ」が新設されており、こちらのタブも非表示にすることはできません。
LINE VOOMに代わって下部メニューに新設された「ショッピングタブ」は、LINEギフトやLINEショッピング(自社ECサービス)への導線として設計されており、2026年8月時点でユーザー側が非表示にする設定は用意されていません。
子供の目に触れる機会が動画から「購入・決済」に関するコンテンツへとシフトした形です。
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参考スマホのデータ使用量に上限設定はできる?iPhone・Androidの設定と子供向け制限まとめ
【最新】子供のLINE制限すべき6項目!
LINEの利用推奨年齢は12歳以上とされていますが、家族連絡用として小学生から利用するケースも増えています。
LINEでのトラブルを未然に防ぐため、子供にスマホを渡す際は以下の6項目を必ず設定しましょう。
| 設定項目 | 目的・防止できるリスク | 設定手順の概要 |
| ① 友だち自動追加をオフ | 番号再利用等による知らない人の自動登録を防止 | 設定 > 友だち >「友だち自動追加」「友だちへの追加を許可」をオフ |
| ② IDによる友だち追加をオフ | 外部掲示板やSNS経由のID検索・追加をブロック | 設定 > プライバシー管理 >「IDによる友だち追加を許可」をオフ |
| ③ 友だち以外からのメッセージ拒否 | 「知り合いかも?」や見知らぬ相手からの直メッセージ遮断 | 設定 > プライバシー管理 >「メッセージ受信拒否」をオン |
| ④ アプリからの情報アクセス拒否 | 外部連携アプリ(ゲーム等)からの個人情報参照を防止 | 設定 > プライバシー管理 > アプリからの情報アクセス >「拒否」を選択 |
| ⑤ ニュースタブを通話タブに変更 | 不適切な広告や刺激的なニュース記事への露出削減 | 設定 > 通話 > 通話/ニュースタブ表示 >「通話」を選択 |
| ⑥ OSによる利用時間の制限 | LINE依存や深夜利用・長時間の動画視聴の防止 | iPhone「スクリーンタイム」またはAndroid「ファミリーリンク」で時間上限を設定 |
保護者の多くは「LINE内の設定」だけに目を向けがちですが、トラブル原因の多くは外部(SNSや掲示板)からのID流出や長時間の依存です。
LINE内のプライバシー設定と、OSレベルの利用時間制御を組み合わせる「2重の制限」を行うことが、実効性の高い防犯につながります。
子供のLINE制限①友だち自動追加をオフにする
LINEは電話番号で認証しているため、スマホの連絡先に登録している連絡先の番号を友だちとして自動で追加される機能や、自分の電話番号を登録している人が自動で追加したり、電話番号で検索されたりする可能性があります。
よくある事例として、自分の電話番号を過去に利用していた人の知人が自動で友だち追加してしまい、知らない人と繋がってしまうことです。
基本的に携帯電話の電話番号は解約後、数年間アクセスが無くなれば、新たに新規契約で契約した人に割り当てされるため、端末の連絡帳と同調させると「前の利用者の知人」が自動で友だち追加されるリスクがあります。
そのため、前の利用者の知人が電話番号をスマホに登録していると、その人が自動で友だちに追加されてしまい、まったく知らない人が友だちになっていたりすることがあります。
そんなことにならないように、「自動追加」と「追加を許可」の両方をオフにして、勝手に繋がらない設定にしましょう。
子供のLINE制限②LINE IDによる友だち追加をオフにする
LINEで友だち追加する方法には「LINE ID」で追加することも可能となり、知らない人がLINE IDを入力して追加してしまうことも可能となるのです。
LINEの年齢認証という設定を行うと、スマホの契約者もしくは利用者の年齢を認証する機能があり、18歳未満の方はLINE ID設定やID検索を利用することができないよう機能制限がかかります。
しかし、スマホの契約者が保護者であったり、利用者の登録をしていない場合は「LINE ID」の利用が可能になるため、以下の設定をしておくと安心です。
LINE IDの設定は任意なので設定しなくてもLINEの利用は可能です。
子供のLINE制限③友だち以外からのメッセージを受信拒否にする
LINEでは友だちに追加していない人からメッセージが送られてくることもあり、そこから知らない人と繋がってしまうことがあります。
これでスパムや知らない人からの接触をブロックできますが、既に友だち追加済みのメッセージは拒否できません。
子供のLINE制限④アプリからの情報アクセスを拒否する
他のアプリからLINEにアクセスしてユーザー情報を確認させないようにする設定です。
例えば、LINEのゲームをプレイしたときにランキングに自分や友達が表示されたりすることが、「アプリからの情報アクセス」です。
ゲーム等を利用しなければ必要ありませんが、LINE連携機能で個人情報漏洩リスクを減らすことができます。
念のため「拒否」か「お互いに友だちの場合は許可」で設定しておくと安心です。
子供のLINE制限⑤ニュースを非表示にする
LINEにはニュースタブがあり、そこには不適切な広告やニュースが表示されることがあるので、子供の年齢に合わせて非表示にすることが可能です。
LINEでニュースタブを非表示にすると、画面下部からニュースフィードが消え、通話履歴タブに置き換わります。
「通話」タブに切り替わることで簡単にLINE通話が利用できるので、大人にもおすすめの設定です。
子供のLINE制限⑥LINEの利用時間を設定する
LINEアプリを1日で利用できる時間を制限しておくこともおすすめします。
子供のLINE利用時間を制限するには、iPhoneの「スクリーンタイム」またはAndroidの「ファミリーリンク」を使います。
iPhoneの「スクリーンタイム」やAndroidの「Google ファミリーリンク」を活用し、1日の利用上限(例:30分/日)や夜間の使用禁止時間帯(例:21時〜翌7時)を設定してください。
スマホの使いすぎ防止のためにも設定しておくと安心です。
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参考【画像】ファミリーリンク設定方法|子供側の制限方法とフィルタリング設定の注意点について
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LINEはフィルタリング設定できない?
LINEアプリ単独には、年齢に応じたフィルタリング機能は搭載されていません。
しかし、キャリアが提供しているキャリアフィルター(あんしんフィルターなど)を利用して、LINEの有害メッセージ検知で保護者に通知がいくように設定することが可能です。
キャリアフィルターのLINE有害メッセージ検知は、AIがキーワード(暴言・差別・性的表現)やリンクをリアルタイム解析し、自動ブロックや保護者に通知してくれるサービスです。
キャリアフィルターで「小学生モード」選択で自動有効となりますが、完全ではなく、カバーできない部分もあるそうです。
そのため、LINEを子供に利用させる場合は、どのようなデメリットがあるかを十分理解し、LINEの設定や制限をする必要があります。
子供にLINEを利用させるデメリット
・LINE内で表示されたニュースや広告、送られてきたリンク先にアクセスできる
・VOOM(ショート動画)で動画視聴できる
・知らない人と繋がれる
・知らない人から直接メッセージのやり取りが送られてくる可能性がある
・グループラインでいじめの加害者・被害者になる可能性がある
LINEで制限できない機能と回避策
INEの構造上、保護者側でアクセスを完全に遮断・無効化できない機能が存在します。
LINE VOOMの提供終了によりショート動画視聴による依存リスクは軽減されましたが、アプリ内には依然として保護者側でアクセスを完全無効化できない機能が存在します。
- VOOM(ショート動画)※2026年9月30日サービス
- オープンチャット
- ショッピングタブ
- ウォレット(ミニアプリ)
かつて「知らない人の動画が無限に流れる」「コメント欄で知らない人と繋がってしまう」と懸念されていた「LINE VOOM」は、2026年9月30日をもってサービス終了となりました。
これにより、LINEアプリ内でのショート動画閲覧やタイムライン的な投稿機能のリスクは消滅しましたが、以下の機能への対策は引き続き必要です。
LINEで制限できない機能と回避策①VOOM(ショート動画)
LINEアプリのVOOM(ショート動画)という機能は、LINEアプリで簡単に閲覧できるショート動画で、自動でおすすめの動画が流れ、動画に「いいね」や「コメント」をすることができます。
LINE VOOM(ショート動画)は2026年9月30日にサービス終了となり、9月30日までは順次ホーム画面のタブから「ショッピングタブ」へ切り替わる仕様となっています。
これはLINE側がアカウントごとに順次サーバー側で配信している変更で、いつ切り替わるかはLINE側の展開スケジュール次第です。
ショッピングタブに切り替わったとしても、VOOMのサービス終了まではサービス一覧からVOOMを利用することはできるため、以下の設定で出来るだけVOOMの利用時間を制限することをおすすめします。
VOOMのサービス終了によって「動画のダラダラ見」のリスクは解決されましたが、LINEアプリがECやオープンチャットを抱える複合プラットフォームであることに変わりはありません。
アプリ単体で「トーク機能だけ残して他を消す」ことはできないため、金銭トラブルに直結するショッピングやミニアプリ機能については、決済手段の遮断(カード未登録・決済承認の必須化)という物理的な防壁をスマホ側に作ることが引き続き最善策となります。
LINEで制限できない機能と回避策②オープンチャット
LINEアプリにはオープンチャットという機能があり、LINEの友だち以外の知らない人と匿名でチャットができる機能です。
見知らぬ大人との遭遇や不適切な言葉遣い、個人情報の漏洩リスクが存在します。
- 仕様:アプリ内での機能自体の非表示・無効化は不可(18歳未満アカウントには一部検索制限あり)
- 回避策
- 携帯キャリアが提供するフィルタリングサービス(あんしんフィルター等)を導入し、オープンチャット機能へのアクセスを通信レベルで制限する。
LINEで制限できない機能と回避策③ショッピング機能(LINEショッピング/ポイ活導線)
LINEアプリ内から各種ECサイトへアクセスし、商品の閲覧や購入ができる機能です。
魅力的な商品写真やポイント還元広告が並んでおり、子供が勝手に注文画面まで進んでしまうことや、物欲を刺激され過度な欲求に繋がるリスクがあります。
- 仕様:画面上の各種ショッピング関連リンクやおすすめ表示の完全無効化は不可
- 回避策
- スマホ本体側でクレジットカード情報やキャリア決済(Passcode保護)を絶対に設定・保持させない
- App StoreやGoogle Playでの課金・決済に保護者の承認(ファミリー共有等)を必須化しておく
- 「LINE上の商品は親の許可なく購入・閲覧しない」という家庭内ルールを徹底する
LINEで制限できない機能と回避策④ミニアプリ(旧ウォレット機能含む)
LINEアプリにはウォレット(現ミニアプリ)という機能があり、LINEポイントの管理やクーポンや関連サービスがまとまっているエリアです。
外部提携サービスや広告への導線が残っています。
LINE Payが2025年4月に終了してからは、ウォレット(現ミニアプリタブ)は会員証やポイント管理が中心のため、リスクが低めの機能です。
- 仕様:タブの削除・非表示は不可
- 回避策
- スマホ端末レベルで購入制限(保護者承認必須)を導入し、意図しない有料サービスの利用を防ぐ
LINE制限|子供との約束事「LINE利用のルール」
子供にLINEを利用させる場合に、設定すべき制限をしたとしても制限できない機能もあります。
システム上の制限をすり抜けるトラブル(勝手な買い物の閲覧、グループ内でのいじめ、個人情報の写真送信など)を防ぐには、家庭内でのルール作りと合意形成が最も効果的です。
友だちとのトラブル防止のため、夜9時以降使用禁止、悪口NG、親チェック同意を基本とし、以下の点にを参考に約束事を決めることをおすすめします。
LINEを利用する際の約束事
- 個人情報の保護
自分や友達の顔写真、制服、位置情報が伝わる写真を投稿・送信しない・LINEプロフィールには個人情報を記載しない - つながりの制限
親が確認・許可した相手(家族・実際の友達)以外は友だち追加しない・グループは参加前に親に相談する - グループトークの配慮
悪口や人が傷つく言葉を書かない・迷ったメッセージは送信前に見直す - 買い物の禁止
LINEショッピングやミニアプリ経由で商品を注文・閲覧しない(欲しいものは親に相談する) - 利用時間の遵守
夜21時以降はリビングの充電ステーションに置き、部屋に持ち込まない - トラブル時の共有
知らない人からメッセージが届いたり、怪しいリンクが送られてきたりした場合はすぐに親に相談する。 - 定期的な確認
防犯のため、保護者が定期的にトークや設定状況を確認することに同意する
LINEは、「利用推奨年齢12歳以上」となっていますが、保護者の管理下の元であれば12歳以下でもLINEを利用することができます。
12歳以上でも12歳以下であっても子供にLINEを利用させる場合は、子供と約束事やルールを決めて利用させ、困った時はすぐに親に相談するよう約束させ、定期的に利用内容をチェックすることをおすすめします。
利用するとどういうことが起きるのかなど具体的な例を交えて、なぜ利用してはいけないか話し合うことも大事ですね。
一方的にルールを押し付けると、トラブル時に親に相談できなくなったりするリスクが高まります。
「なぜそのルールが必要なのか」という理由(金銭トラブルや犯罪被害から守るため)を共有し、成長に合わせてルールを見直していく柔軟な姿勢が求められます。
まとめ
子供にLINEを使わせる際は、アプリ内のプライバシー設定(友だち自動追加の解除、メッセージ受信拒否など)を必ず行いましょう。
LINE VOOMの終了によりショート動画のリスクは減りましたが、ショッピングやオープンチャットなどアプリ単体で制限できない機能については、決済手段の遮断、スマホ本体の機能制限(スクリーンタイム/ファミリーリンク)、キャリアのフィルタリングサービスを組み合わせて対策することが重要です。
適切な設定と家庭内ルールを活用し、安全な利用環境を整えてあげましょう。


