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LINEアプリは、スマホを利用している子供から大人まで、必ず利用しているといえるアプリです。
中学生や高校生になると部活動やクラスのグループLINEがあり、小学生からクラスのグループLINEが存在するほと、LINEを利用している子供が多いんです。
子供に利用させるための設定や制限をしても、フィルタリング設定をすることができないため、安心して利用できるアプリとは言い難いアプリです。
しかし、LINEを利用しないといけない場合や、子供にLINEを使わせるか迷っている方に、子供にLINEを使わせるためにLINE設定すべき制限や制限できない機能について解説します。
LINEはフィルタリング設定できない
子供にLINEを利用させるためにLINEアプリ内で設定できることや制限などをしても、LINEアプリにはフィルタリング設定の効果はありません。
例えば、LINEで送られてきたリンク先のサイトは、LINE内のブラウザで表示されるためフィルタリング設定でカバーすることができないんです。
LINEアプリの利用を許可している場合は、LINE内で表示されるニュースや広告などにもアクセスすることができてしまいます。
そのため、LINEを子供に利用させる場合は、どのようなデメリットがあるを十分理解してLINEの設定や制限をする必要があります。
子供にLINEを利用させるデメリット
・LINE内で表示されたニュースや広告、送られてきたリンク先にアクセスできる
・VOOM(ショート動画)で動画視聴できる
・知らない人と繋がれる
・知らない人から直接メッセージのやり取りが送られてくる可能性がある
・グループラインでいじめの加害者・被害者になる可能性がある
子供のLINEで設定すべき制限6項目
子供にLINEを利用させる場合は、以下の設定をしておくことをおすすめします。
友だち自動追加をオフにする
LINE IDによる友だち追加をオフにする
友だち以外からのメッセージを受信拒否にする
アプリからの情報アクセスを拒否する
ニュースを非表示にする
LINEの利用時間を設定する
友だち自動追加をオフにする
LINEは、電話番号で認証しているため、スマホの連絡先に登録している連絡先の番号を友だちとして自動で追加する機能や、自分の電話番号を登録している人が自動で追加したり、電話番号で検索されたりする可能性があります。
自分の電話番号を過去に利用していた前の利用者の知人が、自動で友だちに追加されてしまうことがあります。
電話番号は解約後、数年間アクセス等が無くなれば新たに新規契約で契約した人に割り振られます。
そのため、前の利用者の知人が電話番号をスマホに登録していると、その人が自動で友だちに追加されてしまい、まったく知らない人が友だちになっていたりすることがあります。
そんなことにならないように、事前に以下の設定をしておくと安心です。
友だち自動追加をオフにする方法
・LINEホームから「設定」をタップ
・「友だち」をタップ
・「友だち自動追加」をオフにする
・「友だちへの追加を許可」をオフにする
LINE IDによる友だち追加をオフにする
LINEで、友だち追加する方法として「LINE ID」で検索することも可能です。
LINEの年齢認証という設定を行うと、スマホの契約者もしくは利用者の年齢を認証する機能です。
18歳未満の方は、LINE ID設定やID検索を利用することができないよう機能制限がかかります。
しかし、スマホの契約者が保護者であったり、利用者の登録をしていない場合は、「LINE ID」の利用が可能になるため、以下の設定をしておくと安心です。
ランダムに入力して勝手に友だち追加されてしまうこともあるため、オフに設定しておきましょう。
LINE IDの設定は任意なので設定しなくてもLINEの利用は可能です。
IDによる友だち追加をオフにする方法
・LINEホームから「設定」をタップ
・「プライバシー管理」をタップ
・「IDによる友だち追加を許可」をオフにする
友だち以外からのメッセージを受信拒否にする
LINEでこちらが友だちに追加していない人からメッセージが送られてくることもあるため、メッセージの受信は拒否しておくと安心です。
友だち以外からのメッセージを受信拒否にする方法
・LINEホームから「設定」をタップ
・「プライバシー管理」をタップ
・「メッセージ受信拒否」をオンにする
アプリからの情報アクセスを拒否する
他のアプリからLINEにアクセスしてユーザー情報を確認しないようにする設定です。
例えば、LINEのゲームをプレイしたときにランキングに自分や友達が表示されたりすることが、「アプリからの情報アクセス」です。ゲーム等を利用しなければ必要ありませんが、念のため「拒否」か「お互いに友だちの場合は許可」で設定しておくと安心です。
アプリからの情報アクセスを拒否する方法
・LINEホームから「設定」をタップ
・「プライバシー管理」をタップ
・「アプリからの情報アクセス」をタップ
・「拒否」か「お互いに友だちの場合は許可」をタップ
ニュースを非表示にする
LINEニュースには、不適切な広告やニュースが表示されることがあるので子供の年齢に合わせて非表示にすることができます。
LINEアプリの画面下のタブにある「ニュース」を非表示にする代わりに、「通話」タブに変更することができます。
「ニュース」タブを非表示にする方法
・LINEホームから「設定」をタップ
・「通話」をタップ
・「通話/ニュースタブ表示」をタップ
・「ニュース」をタップする
・「LINEが再起動されます。変更しますか?」と表示されるので「変更」をタップ
「通話」タブに切り替わることで簡単にLINE通話が利用できるので大人にもおすすめの設定です。
LINEの利用時間を設定する
LINEアプリを1日で利用できる時間を制限しておくこともおすすめします。
Androidなら「ファミリーリンク」、iPhoneなら「スクリーンタイム」でLINEアプリの利用時間の制限をしておくといいでしょう。
スマホの使いすぎ防止のためにも設定しておくと安心です。
参考子供のiPhoneで設定必須の5つの制限|「スクリーンタイム」と「ファミリー共有」とは?子供のスマホ制限方法!
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参考【画像付き】ファミリーリンク設定方法|ファミリーリンクで子供のスマホ制限方法とフィルタリング設定の注意点について
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LINEで制限ができない機能
VOOM(ショート動画)
オープンチャット
ウォレット
VOOM(ショート動画)
LINEアプリのVOOM(ショート動画)という機能は、LINEアプリで簡単に閲覧できるショート動画です。
自動でおすすめの動画が流れてきて、動画に「いいね」や「コメント」をすることができます。
VOOM(ショート動画)を非表示にしたり削除することができないので、子供と約束事を決めて利用させるしかありません。
コメントのやり取りで知らない人と繋がることができ、動画に夢中になってしまう可能性があるので使わせたくない機能です。
オープンチャット
LINEアプリには、オープンチャットという機能があり、知らない人と興味のあるテーマで情報交換する機能です。
オープンチャット機能も非表示にしたり削除したりすることができないので、子供と約束事を決めて利用させるしかありません。
知らない人と繋がることができてしまうので、こちらも使わせたくない機能ですね。
ウォレット
LINEアプリには、ウォレットという機能もあり、LINEポイントの管理やクーポンの利用、ネットショッピングなどを利用することができます。
こちらの機能も子供にとっては不要な機能ですが、非表示にしたり削除することができないので、子供と約束事を決めて利用させるしかありません。
お金に関することが表示されるため子供には必要ない機能で、非表示にしたい機能です。
LINE子供の約束事
子供にLINEを利用させる場合に、設定すべき制限をしたとしても制限できない機能もあります。
その際は、子供と約束事を決めてLINEを利用させることになります。
LINEを利用する際の約束事
LINEで送られてきたリンク先はクリックしない
LINEプロフィールには個人情報を記載しない
VOOM(ショート動画)では「いいね」や「コメント」を入力しない
ウォレットは閲覧しない
LINEは、「利用推奨年齢12歳以上」となっていますが、保護者の管理下の元であれば12歳以下でもLINEを利用することができます。
12歳以上でも12歳以下であっても子供にLINEを利用させる場合は、子供と約束事やルールを決めて利用させることをおすすめします。
利用するとどういうことが起きるのかなど具体的な例を交えて、なぜ利用してはいけないか話し合うことも大事ですね。
まとめ
子供にLINEを安全に使わせるためには、事前に子供の年齢や使い方にあった制限を設けることが大切です。
この記事で紹介した6つの制限項目を設定することで、安心してLINEを利用させることができますが、制限できない機能も存在するため、親としては利用状況を定期的に確認することが必要です。
安全な環境を作るために、機能を正しく理解し、親子でルールや約束事を決めて利用することが重要です。