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NTTドコモは2023年6月20日に2つの新料金プランを発表し、2023年7月1日から「irumo(イルモ)」「eximo(エクシモ)」の2つの新料金プランが提供されています。
ドコモは、「irumo(イルモ)」「eximo(エクシモ)」「ahamo(アハモ)」の3つのプランから選択することとなります。
「irumo(イルモ)」は、低価格でユーザーにとってわかりやすい選択肢を提供しているようにも見えますが、本当におトクなのでしょうか?
ドコモの料金プラン「irumo(イルモ)」「eximo(エクシモ)」の2つの新料金プランの解説と、「ahamo(アハモ)」と他社との比較も交えて解説します。
ahamo(アハモ)は、2024年10月1日から料金据え置きで、データ容量が20GB→30GBに増量となりました。
ドコモの新料金プラン|2つのタイプから選べる
ドコモの新料金プランは、低容量から中容量に対応している「irumo(イルモ)」、鄭容量から無制限に対応している「eximo(エクシモ)」の2つが提供されます。
ドコモは、この2つの料金プランと現在提供中の「ahamo」を加えた3つのプランを基本として提供していくこととしています。
「irumo(イルモ)」「eximo(エクシモ)」の2つの新料金プランが提供開始となるにあたって、現在提供している「ドコモのギガプラン」が2023年6月30日をもって新規申し込みの受付が終了となりました。
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irumo(イルモ)|低価格重視の方向けのプラン
「iruma(イルモ)」は、価格重視の方向けで、低容量から中容量のデータ量で十分間に合う、という方が低価格で利用できるプランです。
毎月の利用料金は「0.5GB」「3GB」「6GB」「9GB」の4つのデータ容量から選択でき、割引を最大限に適用できれば、550円/月~2,090円/月の低価格で利用することができます。
引用元:ドコモ料金プラン
通話に関しては、22円/30秒で従量課金されるため、国内通話24時間無料の「かけ放題オプション1,980円/月」もしくは国内通話5分通話無料の「5分通話無料オプション880円」を追加することも可能です。
iruma(イルモ)は、「ファミリー割引」の割引対象外となるため、iruma(イルモ)回線からの発信する家族間通話は有料となります。
回線数としてはカウントされるため、他の家族回線からiruma(イルモ)宛の家族間通話は無料になり、「みんなドコモ割」の回線数のカウントとなります。
iruma(イルモ)のユーザサポートに関しては、一部有料ですが店頭でのショップサポートを受けることも可能です。
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iruma(イルモ)はファミリー割引の割引対象外
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eximo(エクシモ)|データ無制限の段階性プラン
eximo(エクシモ)は、3段階の料金設定となっており、無制限で利用したい方や月々の利用量にムラがある方におすすめのプランです。
eximo(エクシモ)は、無制限で利用したい方向けのプランですが、3段階の料金設定となっているので、使わない月は勝手に安くなります。
データ容量は「~1GB」「1GB~3GB」「3GB~無制限」と3段階で、使った容量に応じて料金が変わります。
「ファミリー割引」が対象回線となるため、家族がドコモであれば家族間通話が無料となります。
引用元:【eximo(エクシモ)】ギガを使った分に応じて支払えるプラン| 料金・割引 | NTTドコモ (docomo.ne.jp)
通話に関しては、irumo(イルモ)同様に、22円/30秒で従量課金されるため、国内通話24時間無料の「かけ放題オプション1,980円/月」もしくは国内通話5分通話無料の「5分通話無料オプション880円」を追加することも可能です。
eximo(エクシモ)は、上限設定オプションを利用することができるため、好きな段階でデータ量の上限を設定することが可能です。
「今月は無制限で使いすぎたから、来月はあまり使わないように1GB~3GBまでにしよう」というように、データ量の上限を決めて使いすぎをコントロールすることができます。
eximo(エクシモ)は、各映像配信サービスのサブスクを利用するとdポイントが還元される「爆アゲ セレクション」の対象となります。
eximo(エクシモ)ユーザーのサポートに関しては、一部有料ですが店頭でのショップサポートを受けることが可能です。
eximo(エクシモ)は上限設定オプションで好きなデータ容量の上限設定ができる
eximo(エクシモ)はファミリー割引の割引対象
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irumo(イルモ)の通信品質の安定性は大丈夫か?
irumo(イルモ)の通信速度に関して、eximo(エクシモ)とahamo(アハモ)と同等とされていますが、このような注意書きがされています。
通信混雑時・大量通信時などに他の料金プランよりも先に通信速度の制限を実施する場合があります。
料金・データ通信量 | irumo (docomo.ne.jp)
この注意書きを読み解くと、動画視聴などのデータ容量を多く消費する通信をした際の画質の低下や、混雑時には「eximo(エクシモ)」「ahamo(アハモ)」を優先するということです。
利用状況によって異なるため、何とも言えませんが、irumo(イルモ)の通信速度制限が先に行われるのであれば、通信品質の安定性に不安が残ります。
また、irumo(イルモ)の「05GB」容量に関しては、データ容量をあまり利用されない方向けのため通信品質は、irumo(イルモ)の他の容量に比べると品質は劣ります。
「0.5GB」の通信速度は送受信最大3Mbpsとなります。また、エリアに関わらず、4G(LTE)ネットワークでのご利用となります。
料金・データ通信量 | irumo (docomo.ne.jp)
irumo(イルモ)の「05GB」では、Wi-Fi環境以外で利用するとあっという間にデータ容量の上限に達してしまうので、Wi-Fi環境メインで利用すると考えたほうが良いですね。
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料金プラン比較|irumo(イルモ)eximo(エクシモ)ahamo(アハモ)
ドコモの主力プランとなる、irumo(イルモ)eximo(エクシモ)ahamo(アハモ)の3つのプランについて比較してみます。
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とにかく安く利用したいならirumo(イルモ)
料金面で安く利用したいなら「irumo(イルモ)」がおすすめです。
0.5GBの容量であれば、ドコモの割引サービス関係なく550円で利用することができます。
お子さまとの連絡用に持たせたい場合や、データ容量をあまり使用しないユーザーやシニアの方におすすめできます。
その他の容量なら、割引サービスの対象となる「dカードお支払割」「ドコモ光セット割」を適用できるなら、安い料金で利用できるためおすすめです。
割引サービスが適用されない場合の料金は、他社と比較するとおトク感は感じられません。
「割引適用が難しい。でもデータ容量は小容量でいい」という方は、「irumo(イルモ)」よりも他社の方が安く利用できるため他社を検討すべきです。
低用量0.5GBで十分な方はirumo(イルモ)の0.5GBプランが安い
30GB未満ならahamo(アハモ)がおトク
eximo(エクシモ)とahamo(アハモ)を比較すると、ahamo(アハモ)の方がおトク感があります。
割引サービスが全て適用されていることを前提として考えても、ahamo(アハモ)は30GBで2,970円/月で利用できるのに対して、eximo(エクシモ)の1GB~3GBで3,278円/月、3GB~無制限で4,928円/月だと割高感があります。
ahamo(アハモ)は、2024年10月1日から料金据え置きで20GB→30GBへ変更となりました。
「ahamo(アハモ)」に無制限プランはありませんが、80GB追加できる「大盛りオプション1,980円/月」があるため、オプションを追加すると110GBで4,950円/月で利用できることになります。
しかもahamo(アハモ)なら、5分通話無料も標準で付いているため、5分以内で通話を終了すれば通話料金も追加で発生することはありません。
ahamo(アハモ)と比較すると、eximo(エクシモ)のメリットがあまり感じられませんが、eximo(エクシモ)は店頭でのサポートを受けることができるため、オンラインでの操作が苦手な方や対面で説明をきちんと聞きたい方にとっては「eximo(エクシモ)」がおすすめです。
ahamo(アハモ)は、店頭サポートがなく、全て自分自身でオンライン操作する必要があります。
「自分自身でオンライン操作もできるし、ある程度は使うけど毎月20GBで十分」
「普段は20GBで十分だけどたまに20GB超えてしまう」
という方はahamo(アハモ)がおすすめです。
ahamo(アハモ)なら5分通話無料も標準でついている上、料金面でもeximo(エクシモ)より安いです。
無制限で利用したい方は、使いたい月だけ80GB追加できる「大盛りオプション1,980円/月」を追加する方がおトクです。
ahamo(アハモ)で大盛りオプション80GBを追加してもeximo(エクシモ)よりおトク
ahamo(アハモ)は、5分通話無料が標準で付いているためeximo(エクシモ)で通話オプション追加するよりおトク
ドコモの割引適用できない場合はahamo(アハモ)か他社を検討する
irumo(イルモ)eximo(エクシモ)は、割引サービスの対象となる「dカードお支払割」「ドコモ光セット割」を適用できなければ、ahamo(アハモ)もしくは他社を利用するほうがおトクです。
楽天モバイルを例にあげてみると、楽天モバイルも段階性プランで、20GBを超過後は3,278円で無制限となります。
また、あまり使わなかった月でも3GBで1,078円で、ドコモのように割引適用条件は一切ありません。
さらに、家族割を適用できなければ毎月100円の割引を適用できるため、家族でおトクに利用することができます。
通話料金に関しては「Rakuten Link」を利用すれば、家族宛はもちろん国内通話は無料で通話できます。
楽天モバイルなら、店頭サポートも受けることも可能で料金プランも1つしかないためわかりやすいです。
しかも新規契約や乗りかえにかかる事務手数料は、店頭でもオンラインでも無料となるため初期費用も抑えることが可能です。
楽天モバイルは段階性プランで、無制限で3,278円/月で利用できる
楽天モバイルは家族割で100円割引
楽天モバイルは「Rakuten Link」で通話すれば国内通話が無料になる
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まとめ
ドコモの料金プランirumo(イルモ)eximo(エクシモ)ahamo(アハモ)について解説しました。
料金プランの割引サービスとなる「dカードお支払割」「ドコモ光セット割」の条件をクリアしている方にとっては、現行のプランよりは安く利用できる場合もあるためおトクになる可能性はあります。
しかし、割引サービスの条件をクリアしていない方からすれば、割引サービス対象となる「dカードお支払割」「ドコモ光セット割」の条件をクリアするには少しハードルが高いように感じます。
低価格で利用できるirumo(イルモ)の「0.5GBプラン」なら、割引適用条件なしで550円/月で利用できるため、お子さまとの連絡用に持たせたい場合や、データ容量をあまり使用しないユーザーやシニアの方に需要がありそうです。
ドコモの料金プランirumo(イルモ)eximo(エクシモ)を利用されている方の意見や、今後の他社の動向などと比較しながら検討してみてください。