スマホの乗り換えや新規契約の時に、「短期解約をするとブラックリスト入りする」という暗黙のルールを聞いたことがある方も多いと思います。
この暗黙のルールの実態は明確化されておらず、実際に短期解約後に契約拒否されたことがある方からの声が噂となって、暗黙のルールとされています。
キャリア側も「ブラックリストの運用はない。」「短期解約を理由に契約拒否をおこなっていない」と否定しているため、正確な情報はわかっていません。
そこで、今回は、短期解約をするとブラックリスト入りとなり契約拒否されるのか、実際に短期解約をした実体験をご紹介します。
スマホ短期解約でブラックリスト入りとは?
携帯電話キャリアを短期間で解約することで、ブラックリストと呼ばれているリストに入り、次回契約するときに契約拒否されてしまう可能性があるとうことです。
「短期解約をするとブラックリスト入りする」という噂があり、最低でも半年間(180日間)は解約せずに利用した方がいいとされています。
しかし、この件については、キャリア側は「ブラックリストの運用はない」「短期解約を理由に契約拒否をおこなっていない」と否定しているためはっきりとしたルール等はわかっていません。
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【実体験】スマホ短期解約したらブラックリスト入りした?
筆者が実際に、短期解約をした体験談についてご紹介します。
筆者はいつも、2~4年で端末を購入しており、端末を新たに購入する際は他社へ乗り換えと共に端末購入をしています。
その理由は、他社へ乗り換えることで端末値引きや、キャンペーン等で安く端末購入することができるからです。
短期解約については明確化されていませんが、念のため、他社への乗り換え&解約は短期間に2回までと筆者は決めています。
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短期解約しても問題なく契約できた
主回線 | サブ回線① | サブ回線② | |
2023年6月24日 | 楽天モバイル解約 →ワイモバイルへ乗り換え (端末購入あり) | 楽天モバイルで新規契約 (端末購入あり) | ー |
2023年7月24日 | ワイモバイル解約 →楽天モバイルへ乗り換え | ー | ー |
2023年7月31日 | ー | 楽天モバイル解約 | ー |
2024年4月20日 | ー | ー | au →ワイモバイルへ乗り換え (端末購入あり) |
2024年4月29日 | ー | ー | ワイモバイル解約 →楽天モバイルへ乗り換え |
今回は、4年程auを利用していたサブ回線②を、端末購入のためにワイモバイルへ乗り換えて、9日後に楽天モバイルへ乗り換えました。
主回線を楽天モバイルからワイモバイルへ乗り換え、1ヶ月で再び楽天モバイルへ乗り換えるという、短期間で転出&転入をした過去があります。
さらに、サブ回線①の新規契約と解約もおこなっていたので、サブ回線②の転出&転入がスムーズにできるか気になったのですが、無事に手続きすることができました。
auからワイモバイルへ乗り換え、そして短期間で楽天モバイルへ乗り換えが完了しました。
短期解約をした過去があっても契約拒否されずに契約することができました。
「短期解約をするとブラックリスト入りする」という暗黙のルールの実態は不明ですが、短期解約をした過去があっても、1つのキャリアで継続して利用していれば、短期解約による契約拒否等なく、契約することができたということがわかりました。
仮に、短期解約をすることでブラックリスト入りしてしまうことが本当だったとしても、信用情報のブラックリストのように、問題のない月日が続けばいずれはブラックリストから除外されます。
信用情報のブラックリストは、遅延なく支払いを行っている、ローンなどの借入れ等を行っていない、などの状況が続けば、ブラックリストから消え、ローンを組むことができたり、クレジットカードを作成することができるようになりますよね。それと同じです。
よって、短期解約を繰り返したとしても、その後に1つのキャリアで長く利用し続ければ、次回の契約に響くことは少ないと考えられます。
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結論:短期解約をしても長く継続利用すれば問題ない
「短期解約をするとブラックリスト入りする」という暗黙のルールに関しては、キャリア側も否定しており、そもそもそんなルールがあるのかもわかっていません。
しかし、実際に短期解約をした過去があった方が、「契約拒否された」「契約できなかった」という事例はあります。
とはいえ、キャリア側が契約拒否する理由は教えてもらうことはできないので、短期解約を理由に契約拒否しているかどうかもわかりません。
利用料金の支払い状況や、回線の利用状況なども加味し、総合的に判断していると思いますが、短期解約を繰り返すことは加入審査に影響しているのではないかと思います。
短期解約を繰り返したとしても、その後1つのキャリアで長く利用していれば、次回の契約にはあまり影響しないのではないかと思われますね。
短期解約するとブラックリスト入りしてしまうのかという件については、明確化されていないため、個人の見解としてご紹介しています。
あくまでも参考材料としていただき、実際に短期解約をおこなう場合は、自己責任でお願いします。
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